2019年7月9日(火)
娘と2人の実家への帰省を終え、東京に戻る。
出発前に、祖父母に顔を出しに行った。
私と娘になにかを持たせようとしてくれた祖母が、
台所へ向かい席を外したとき、
祖父がわたしに、
「じいじがいなくなって、
ばあばがこの家に一人だと、寂しいから、
そのうちこっちに帰っておいで。
この家は、レイにあげたいんだよ。」
と言っていました。
「まだじいじ元気でしょ~。」
そんな会話が最後でした。
それからちょうど一週間の
2019年7月16日(火)、
祖父は眠るように息を引き取りました。
言い残すことなく、いつ死んでもいいようにしていた。
そんな風に私には感じました。