ソーラーパネル | 零細農家の独り言

零細農家の独り言

農作業の画像付き記録(日誌)です。
それ以外のことは、零細農民の独り言です。

本日は雨☂️、シトシト降っています。 

さて、山々に囲まれた僅かばかりの田畑を昔から大事に守ってきた我が田舎の住民たち。

しかし、高齢化・過疎化に伴いその僅かな田畑すら管理出来なくなっています。
そこで高齢の農民達は考えました。

「耕作放棄地にソーラーパネルを設置しよう!」

で、その結果、我が田舎の彼方此方に極小規模なソーラーパネルが点在する事と相成りました。

個人が責任を持って管理するソーラー設備なら未だしも、なんと蓋を開けると土地を手放していた訳です(°_°)
(自治会・近隣住民は巧妙に騙されました。信頼を裏切られたと言うべきか。騙された方が甘いと言うべきか。)

実態は、不動産屋に土地を売りその不動産屋がソーラー業者?に転売するという最悪の構造でした。自治会役員が再三連絡を入れても、程度の悪い業者は草刈りなどの管理はまず行いませんね。

我が田舎のソーラー設備には複数の管理会社(管理業者)がいて、工事内容や管理内容に大きな差がある為に、ソーラー周辺で耕作する多くの農民が迷惑を被る事となりました。

我が家の近くにも一箇所迷惑なパネルがあり大変困っています。


昨日もパネルの横で草刈りをしましたが、周辺だけ綺麗になってもソーラー敷地は草ボーボー(°_°)

フェンス内は無理としても、仕方なく刈れる所だけ何とか刈りましたよ。情けない❗️

小規模ソーラーが5ヶ所になった時点で、自治会が手を打ったので今後増える事はなさそうですが、この問題は行政の責任でもありますね。

ソーラーパネルの寿命を20年〜25年として、日本国中で稼働しなくなったパネルが放置される様を想像してみて下さい。
寿命のきたソーラー設備の撤去までを考えているソーラー企業・業者がいますか?
(メガソーラーの大企業の中にはいるかな?)

まぁ、大部分はそのまま放置され草木に覆われ、自然の中で「燃えないゴミ」として残り続けるでしょう。

十数年先に国内を旅行すると、日本各地でそんな光景を目にすることになるでしょう。

閉園して放置された遊園地よりもっと酷い光景が拡がっていると思います。