簡単に仕掛けられ、簡単に見破られる盗聴器。 | 零細企業の闘魂日記

【兵庫・川西市役所で盗聴器が見つかる「入札関連部署」近くのコンセントに設置】
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20211122/GE00041178.shtml
『兵庫県の川西市役所の庁舎内に盗聴器が仕掛けられていたことが明らかになりました。盗聴器入札に関連する部署の近くで見つかり、事態を重く見た市は警察に被害届を提出したということです。』
 
『10月26日、市役所の庁舎から不審な電波が発信されていることをTBS系の番組「盗撮盗聴 怒りの追跡バスターズ」のスタッフが見つけ、市役所に届け出ました。』
 
『11月3日に番組スタッフと盗聴被害の調査会社らが庁舎内を調べたところ、4階フロアの総務部のキャビネット上にあったプラグを差し込むタップ部分盗聴器が仕掛けられているのを発見したということです。盗聴器はプラグの分配器の形状をしていて、分解すると中から発信器などが見つかりました。』
 
『4階には市長室や総務部などがありますが、盗聴器が見つかったすぐ近くには秘密の情報がやりとりされる『入札関連の部署』もあります。』
 
『事態を重く見た市は警察に被害届を提出したということです。被害が明確になっていないことから、警察では何者かが市役所に不法に侵入した建造物侵入容疑で捜査しています。』
 


偶然、「盗撮盗聴 怒りの追跡バスターズ」という番組で盗聴器が仕掛けられていることが発見されたとのことである。そうであれば、番組の意図通り“お手柄”だったと言える。
 
一点、疑問に感じたのは、「警察では何者かが市役所に不法に侵入した建造物侵入容疑で捜査」の箇所。
タップ型の盗聴器が仕掛けられていただけでは捜査の根拠が薄いからだと思うが、実際、内部の者である可能性はないのだろうか?