悪の前例。 | 零細企業の闘魂日記

【「陽性取り下げろ」トンデモ要求も 医師が思わず涙】
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000226855.html
新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかで、医療関係者と患者との間のトラブルも増えているといいます。陽性を取り下げろと要求する患者、こんな非常識な人もいるようです。』
 
『男性患者はクリニックを訪れ、全額返済しなければ帰らないと受付などに4時間半も居座ったというのです。その時の音声があります。』
 
『目黒の大鳥神社前クリニック・北村直人院長:「誰も受け付けできませんし、会計もできません。非常に困っております」
 
『この対応で診察は数時間もストップしてしまいました。待合室にはどんどん患者がたまっていき、密に。帰ってしまう人もいたといいます。仕方なく警察に通報しました。』
 
『目黒の大鳥神社前クリニック・北村直人院長:「事件といいますか、クレームなんですよ。業務妨害されている状況なんです。ちょっと恐怖も感じております」
 
『しかし、警察が駆け付けるも金銭トラブルなので警察は関与できませんというようなことを言われたといいます。』
 
『結局、クリニック側が約6000円全額を返金したといいます。』
 
これは悪質な犯罪行為で単なる「金銭トラブル」ではない。威力業務妨害であり、恐喝である。また陽性と判明している者がクリニックの受付で4時間半も居座って文句を言い続け、感染を拡大させることがあれば傷害にも相当するだろう。その場で逮捕すべき事件だ。
 
警察がすごすごと見逃したという前例をつくってしまったら全国でつまらぬヤカラが同様の手口で因縁を付けないとも限らない。