「すべてを疑え」~カール・マルクス~ | 零細企業の闘魂日記

【「資本論」への関心高まる コロナ禍で“経済格差”など意識か】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210530/k10013058591000.html
『およそ150年前に資本主義のメカニズムを分析した思想家、カール・マルクス「資本論」への関心が高まり、関連する書籍が人気を集めています。』
 
『出版社などは経済格差環境破壊などの社会問題がコロナ禍の中でより意識されていることが、背景にあるのではないかとしています。』
 
「資本論」は、ドイツの思想家、カール・マルクスが1867年に発表した著作で、資本主義のメカニズムをひも解き内包する問題点などを鋭く分析したもので、その後の経済体制のあり方などに影響を与えました。』
 
『出版社などによりますコロナ禍の中、この「資本論」への関心が高まり、内容を解説した本や資本主義社会をテーマにした関連書籍に注目が集まっています。』


世の中の不条理を目の当たりにすると、資本主義社会嫌気がさすことが若い頃にはしばしばある。多くの人は意識・無意識のいかんに関わらず、一瞬、左傾化する。
それこそ、若気の至りというものだろう。
 
確かに「資本論」のなかでは、今日の社会がぶつかっている貧困と格差の問題など、まるで預言書のように論じられ、読む人々を魅了する。
その一方、著者のマルクスは親を困らせるほどの浪費癖があり、放蕩三昧であったことでも有名。彼の思想家としての天才性は、その反動ではないかとすら思う。