大寒。本当に寒波がやってくる。 | 零細企業の闘魂日記

【センター試験 電卓「不正」6人勘違い? 検定は使用OK】
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0358592.html
『15日に実施された大学入試センター試験で、道内の受験生6人が試験場への持ち込みが禁止されている電卓を使い、不正行為と認定された。関係者は「試験対策の事前講習や民間の簿記検定で電卓を使うことがあるため、勘違いしたのではないか」との見方を示している。大学入試センターは今後、所持品について周知を徹底するとともに、不正が起きた試験会場の状況も調べ、再発防止を図る方針だ。』
 
この件に関して「受験生がカワイソウ」「学校はきちんと指導をしなかったのか」「監督者はなぜ試験前に注意を促さなかったのか」という声が多いことに驚いた。
 
・電卓を使用しない簿記の問題などありえない。
・現実離れした試験問題だ。
 
また、上記の2つの批判が目立った。
実際の試験問題を見て、私もそう思ったが、擁護する理由にはまったくならない。
 
最高学府である大学に進学しようかという者が、所持品の不可否を自分でしっかり確認していない時点で失格である。
大学受験は、その日までの体調管理を含めて本人に関する問題はすべて本人の責任である。
当たり前のことではないか。

 

 

【竹刀で生徒の頭たたく=剣道部顧問を停職-千葉】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017011800787&g=soc
『千葉県鴨川市立の中学校で剣道部の練習中、竹刀で部員の女子生徒の頭をたたき体罰を加えたとして、県教育委員会は18日、剣道部顧問の男性教諭(39)を停職6カ月の懲戒処分にした。生徒は33日間入院し、現在も通院中。顧問は「生徒の集中力が途切れ、かっとした」と話しているという。』
 
『県教委によると、顧問は昨年11月1日午前7時40分ごろ、剣道場で素振りをしていた2年の女子生徒の態度に不満を持ち、正座させて竹刀で頭や首をたたき、喉を突くなどの体罰を行った。女子生徒は脳振とうの疑いなどで4週間のけがをした。』
 
剣道の経験者であれば分かることだが、防具を着用していても脳天に竹刀が振り下ろされると脳震盪を起こす。
 
私が小学生の頃、大人の先輩に稽古をつけてもらうことがたびたびあった。
私の竹刀は3尺6寸、相手は3尺8寸か3尺9寸。
背丈は10~15cmも違うので、面を振り払おうとしても切っ先はどこかに当たる。これが強烈に痛い。
 
あるとき、理由は分からないが(多分、生意気に思われたのだろう)、子供の私に対して反則技の「突き」を入れる人がいた。
 
小学生用の防具は「突き」を想定してつくられておらず、隙間からまともに喉を突かれた格好である。その場でもんどり打って苦しんだ。
竹刀は見かけより威力がある。
  
剣道だから竹刀で叩きまくって良い、柔道だから投げまくって良いということではない。
相手が無抵抗なら、ほとんどリンチである。
 

顧問は「生徒の集中力が途切れ、かっとした」などと言っているが、武道で最も重要な「平常心」はどうした?