『ドリームガールズ』観てきました② | Tomorrow is another day.

Tomorrow is another day.

宝塚、そして望海さんへの想いを中心に綴っています。その日までも、その日以降も、一緒に走り続けたい!
雪組中心の全組観劇派。宝塚が日常の日々に憧れるアラフォー社会人。
ゆるゆる~と、観劇感想や日々のことなども書いていきたいと思います。

忘れないうちにその②

今回、特に内容がなくて…ただ、望海さんがディーナをする意味をいろいろ考えたってだけの話です。


望海さんがエフィだったらどーだったんだろう?

持ち味からいえば、望海さんは絶対エフィキャラなんだと思う。それこそ、まあやちゃんとかがディーナタイプ

でも、改めて、外の世界では望海さんは、そっちの方なんだ!と実感した。宝塚の外の世界では、歌は抜群だけど見た目はあんまりで、パワフルで強くて、アクの強すぎなエフィのキャラは、望海さんじゃないんだ…。確かにエフィするには華奢だし、綺麗だし、華があるけど(キャラが合うかの話ですよ。村川さんも激細だしめちゃ綺麗な方)。


正直1幕は、ソウルフルでパワフルで、情熱的な、役としてめちゃくちゃ美味しいエフィが望海さんじゃなくて、歌の実力はないし、流されやすいけど、若くて美しいディーナが望海さんなんだ…と若干ショックな私と(苦笑)、望海さんって、こんな役もできるのか!また世界拡げたな!と嬉しい私が行ったり来たり。

でも、2幕の、ディーナが歌姫として覚醒してからは、うぉぉぉ、ディーナ原石だったじゃん、やるなカーティスみたいな感情になりましたん。もう、めちゃくちゃ決めてくるの。あの顔で!!(笑)


というのも、今までどんな役でも、それこそド貧乏武士でも、下町のギャング小僧でも、トップスターとして演じてた望海さんが、スターオーラ消してピヨピヨディーナやってて、あれ?望海さんってこんな声細かった?って思ってたんですね、1幕は。そしたら2幕で、自分の道を歩き始めたとたん、これです!これが望海風斗です!って感じのディーナなの。ちょっと男役の片鱗も見せつつ、キラッキラでゴージャスでセクシーなディーナ。


あ、あれ、1幕のやつ、演技だったんだ…って、ふぅー安心(笑)みたいな。いやいや、信じなさいよ…贔屓の実力を!なんですけど。


まあ、そんなわけで、また、今回も新たな望海風斗さんにお会いしました。

きっと年齢を重ねると、望海さんが懐かしい感じのアク強な役をすることもあるんだろうなと思いつつ、宝塚でつくった望海色を今色んな形に変化させて楽しんでる気がしてて、私はなんだか、楽しい。


思えば、

魔女→双極性障害の母親→ストリッパー→歌姫→とやってきてるのですよね。

どれも新しい望海さんで、すごく新鮮。

退団してますます魅力的で、男役の望海さんはもはや別人。こちらの未練をぶっ飛ばすほど、今の望海さんが素敵で、私は女優の望海風斗に夢中になってる。宝塚作品を見返して、男役の望海さんを懐かしく思うことはあっても、もう一度、望海さんに男役をしてほしいととは思わないんだよね。これからも素敵な作品に出てね。そんな感じです。


というわけで、その②終わり。

ではまた!