『エリザベート』観てきました | Tomorrow is another day.

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宝塚、そして望海さんへの想いを中心に綴っています。その日までも、その日以降も、一緒に走り続けたい!
雪組中心の全組観劇派。宝塚が日常の日々に憧れるアラフォー社会人。
ゆるゆる~と、観劇感想や日々のことなども書いていきたいと思います。

新年明けましておめでとうございます門松
今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m


さて、新年観劇初めは、エリザベートキラキラ
お花さま休演のお知らせに、大丈夫かな…と心配しておりましたが、1月2日ソワレで復帰されました。病み上がりを感じさせない圧巻のお芝居でした。エリザベートはチケットにふられ続けているので、私は2016年ぶりの2回目です。その時は花總シシィ×芳雄トート×育三郎ルキでした。(DVDを繰り返し見てるので、2回目感が全くしない 笑)

さて今回は…

素晴らしい公演でした。
お花さまの少女感は全く違和感ない。動作、歌い方、声がこどもそのもの。この方は本当に年齢を自在に操るぞ…と。
でも、真骨頂はやはり1幕最後の鏡の間です。
気品溢れる佇まい、オーラそのものが皇后です。
完全に覚醒したエリザベートです。フランツを包み込む慈愛に満ちた表情。これは誰にも真似できん…と思わされます。
あと、精神病院、ルドルフの霊廟での歌唱は本当に素晴らしいですね。エリザベートの孤独が迫ってくるというか、どうしようもなく深い深い孤独に支配されているんだな…と感じました。

ゆん(古川雄大さん)のトートはめっちゃきれいでした!トートの気味悪さみたいなのはあまり感じず、私はそれでいいかな…。東宝エリザはシシィの物語なので、アクの少ないトートもアリだと思います。ゆんは友だちが大好きなので、オタクの円盤観賞会でよく見てるのですが、歌唱力がめちゃくちゃあがっててびっくり!!こんなに上手かった?って感じ。その分、最後のダンスのアレンジがちょっと気になったり…(そのままのキーが良かったな…。)
そして、めっちゃ踊るやん!キレキレでこれまたびっくり。トートはぬるっと動くイメージです。

麻璃央くんルキーニも普通に上手かった!麻璃央くんは声質がすごくいいなと思います。低音域がよくとおるので、ミルクとかは最高だった!
高音がもう少し出たら、がんがんグランドの世界でいけるのでは?と思いました。
とても丁寧に歌っていて、アクはあまりないけど、ゆんトートもアク少なめなので、バランスが良かったウインク

そして、たーたん(香寿たつきさん)のゾフィーが良かったです。ほんとめっちゃ怖かった!とにかく迫力すごい。そして間違いなく、歌の上手さはキャストいちでした。舞台を引き締めてました。

万里生さんフランツは、安定感ありました。もう少し声が太い方が私の好みですが、流石の上手さで青年期から壮年期演じ分けておられました。

甲斐くんルドルフは、めっちゃ良かった!
体格がよいので、儚さとか全くないけど、信念に突き動かされる若き皇太子って感じで、パッション溢れてて、ほんと良かった。

子ルドの井伊くん。とてもきれいな声でした。表情もとてもよく、拗れ感もあり上手いなぁ~と思いました。

演出としては大きく変わっていないような…エリザマニアではないので、よく分かりません。でも、ルドルフの霊廟からトートが出てくる場面は棺の中からぬるっと出てくる感じが良かったですし、舞台のまん中に棺が一つは、シンプルで良かったな。ハプスブルグの紋章と、滑り台(といっていいのかどうなのか…)演出も私は割と好きです。

エリザベートは来年?今年?また大きく変わるのかな。お花さまは集大成なのでしょうか?その姿をこの目で見届けられたことは幸せでした。

というわけで2023年観劇レポはサクッと書くを目標に(笑)←毎年言うてる
この辺で終わり。それでは。