みりおくん。
神々しく、美しい人。
本当にフェアリー。
好きだった。
舞台上で魅せる精悍な男役の姿
同期に囲まれてるとどこまでもゆるいのに
花組の組子たちに囲まれてると頼りがいあるお父さんで。
宝塚への熱い想いと、それゆえの、拘りと厳しさとひたむきさ。
みりおくんほどの美貌と能力を持ってしても、花組のトップスターでいることって、本当に大変だっただろうなぁと想像します。
トップスターになっても、ストイックに努力する姿をみて組子の皆さんは、奮い立ち、励まされ、背中を押されたのではないかしら。
17年間、本当にお疲れさまでした。
ファンの皆さんもお疲れさまでした。
みりおくんは、決して最初からトップオブトップではなく、自らその地位を築きあげた人だと思いました。それでもやっぱり劇団から愛され、期待と厚遇とプレッシャーの渦に投げ込まれた人だと思うのです。本人の葛藤や、がむしゃらに努力する姿を間近で見てきた人たちは、この細い身体にどれだけのものを‥と思いながら支えてこられたのではないのでしょうか。そしてどんなにその人がトップスターとして自ら輝いていようとも、ファンの人って、その肩の上の大きな荷物を少しでも一緒に担いであげたくなっちゃうよね。だから、ファンの人たちも、17年間、ほんとお疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
みりおくんが宝塚にいたことで、私はたくさんの素敵な作品を観ることができました。みりおくんがいることで、作品に色が入る、生き生きとする‥と思った。
何度も言うけど、私のベストオブみりりんは、やっぱり春の雪の清さま。
もう一度見るか‥。
宝塚を飛び立った後はどんな姿をみせてくれるのかな。ゆっくり休んでほしいけど、多分、世間はそうさせてくれなさそうな気もするし。
第二の人生も楽しみにしています。
ふと想いを馳せる‥。
望海さんにもやがてその時が来るだろう‥。
今、私、立ち止まる暇ないくらい、色んなことに追われてるのね。きっと、その時は事実を噛みしめる間もなく、バタバタと過ぎて行ってしまうに違いない。あまりのショックに押し潰されないように、少しずつ、心の準備をさせてくれているのだ、こうして。ちょっとずつ、心臓の痛みに慣れていくのだ。そんなことを思った、晩秋の1日でした。
では。