先日、我が子のこんなことをお伝えしました。
1ヶ月ほどたって、自然とこの話のコマを進めることになりました
その日曜日、長男のパソコンとゲームの使用禁止dayでした。
パソコンでロブロックス(Roblox)ざんまいで、ルールを守らないので制裁でした、笑。
夕飯を作っている間、妙に静かなので、長男を見にいくと、
物陰に隠れてなんと、パソコンを開いているではありませんか!!!
「しまった!」という表情をした彼は、慌ててパタンとパソコンを閉じたので、「ゲームをやっていたに違いない」と思った私は、
パソコンをその場で引き取りました
でも、これで何も聞かずに没収してしまうのはフェアではないから、一応理由を尋ねると・・・
「ゲームはやっていない」と言いつつ、歯切れの悪い答え。
パソコンを開いてゲームをやっていたことを確認しようとすると、やめてーと邪魔してきます。
ゆっくり紐解いていくと、どうやら、学校のお友達が言っていた言葉について調べていたそうで。
それが、あの、片手でリングを作り、もう片方の指を出し入れをするというジェスチャーについてのオランダ語でした。
英語のFワードにあたる言葉で、長男もそれがよくないことを言っているというニュアンスはわかっているようでした。
それでも、
「友達が話していることを知りたい」
「友達の会話についていきたい」
のだろうな、と思うと同時に、
「そういったことに興味を持っている」
「私から隠そうとしたことは喜ばしくない、そういうことはオープンに話し合える間柄でいたい」
と思ったので、
食卓の席で、パパも不在でしたが、話をすることにしました。
簡単にいうともう逃げられない状況でした
生物学的な事実を淡々とわかる言葉で説明しました。
女の子には卵があって
男の子にはたくさんの種があって
命あるものは基本的にはその行為を行なっている
ということ。
その友達は笑っているかもしれないけれど、何もおかしな行為ではない、と。
すると、
長男はなんだか安心したようで、「なーんだ、そうなんだ、動物もそうなんだ、知らなかった」と言いました。
ところが、
彼の疑問に答えていくうちに、
どこで見たのか具体的な写真か何かを見たんだね、というような表現が出てきて・・・やはり気をつけないとな、と思いました
というのは、生物学的な事実として知ることはいいのだけれど、やはりネット上に溢れている卑猥な画像や映像で先入観などを植えつけて欲しくない、と思ったからです。
だから、今回、話せるチャンスがあってよかったなとも思いました。
「ボクはどうやってできた?・・・(まさかアンタあんなこと)やったの?」
と言われた時は、「ボクはママがそういうことするって受け入れないよ」と言わんばかりの表情。
ドリフだったら絶対お茶をぶーって吹いちゃうシーンだったと思う、笑。
さすがにたじろぎました。
どう回答しようかと思っているうちに、
「弟は?あ、そうだ、弟はシンタクラース(オランダのサンタさん)が持ってきてくれたんだよね」
って。
弟がお腹にいるよ、と長男に告げたのが、シンタクラースがプレゼントを持ってきてくれる日だったからです。
純粋な心を持ち合わせてくれていることに感謝しつつ、長男がどのように私のお腹に宿ったかは話すことなく次へと進んでいきました。
とりあえず、家庭での性教育第一弾ができたな、という気持ちです。
最近スマホを持ちたがっている長男ですが、やっぱりもう少し渡すのは待とうかなと思います。
今回オランダ語のFワードについて調べた時に、画像はモザイクがかかって見ることができなかったようですが、パソコンの与え方についても再考したいと思います
そして、やっぱり子どもと話す時間を持つのって大事だなと改めて思いました。
話したいと思える間柄と空気感、ですね。
【後日談】
私と話した翌日。
あのジェスチャーを率先してやっている友達のひとりに、
あれは赤ちゃんができる行為だと話したところ、
その子は知らなかったそうです
友人の誕生日パーティにて。