これまで、諸先輩がたから、
「オランダでの性教育は日本に比べて早く始まり、深く教える」、というようなことを聞いてきました。
先日、9歳の息子が性教育のスタートが間近に迫っているようなことを示唆するようなことを言ってきたので、簡単に書き残しておきたいと思います。
それは突然やってきました。
急に思い出した彼は、料理をする私の元へ来て、
「LとKがこうやって笑ってるんだよ〜」と。
*LもKも共に男の子の友達
それが、「こうやって」の部分のジェスチャーがびっくりで。
片手を男性器に例え、片手を女性器に例え輪っかを作り、出したり引いたりするという
これまでにも下ネタを女の子に向かって叫んでいるような子がいる話を聞いていたのですが、
このジェスチャーはちょっと具体的でびっくりしまし、わたくし。
↑びっくりしすぎて、
「びっくりしまし」
に打ち間違え。
動揺が隠せません、笑。
とりあえず、子どもの前では、反応に困るそぶりをしたり、オーバーリアクションをすると、それがあたかも特別なことだと伝えているようなものなので、
何食わぬ顔で状況や事実を聞くように質問しました。
うちの子はまったく疎くて、
何がおもしろいかわかんないんだけど、大笑いしてるんだよー、変なヤツらでしょー
という反応だったので、まだその方面の話をする準備のできていなかった私には好都合。
しかし、もうすぐそこへと来ているんですよね。
あと3年でティーンエージャーの仲間入り。
すべての動物は「生きること」が目的なので、子孫を残すためにも必要な知識であり行為なのです。
ところが、日本人だけでなく、「Asian Mom」=アジア人のママ(こちらではこのように一括りにされますが)にとっては、他人と会話することを避ける「秘め事」のように隠されてしまいがちです。
いやらしい。
恥ずべきこと。
簡単に口にすべきでないこと。
のような。
けれども本人の生があるのはその行為の上に成り立っているわけですから、秘め事のようには教えたくないな、とぼんやり思ってきました。
オランダ人のママ友に一部始終を話すと、
「あの子たちはおもしろがって楽しんでいるだけだからー」
と軽くあしらわれてしまいました。
つまり、私と同じリアクションは得られませんでした
上の子は同じ9歳なのですが、子孫を残すために必要なこととしてすでに知識は与えている、と言っていました。
これまたお友達の話ですが、
ティーンエージャーの男女が各々の家でお泊りをしている、と言っていました。
親もその行為自体は認めていないけれど、それぞれの家を行き来して泊まること自体は容認しているよう。
と言って、「まだそういうことしちゃいけません」と否定もしてないみたいですけど、
娘が部屋で盛りのついた男の子と寝ている、と思っただけで、私なら発狂しそうです笑
最近の小学校や先生によっては、
そういったことは「家庭で教育されるもの」として、あまり率先して性教育を行わないとも耳にしました。
うちの子供の学校ではどうでしょう。
ふと思い出したのは、お友達の場合は、たまたま目の前で交尾を始めたてんとう虫を一緒に眺めた、といっていましたね。
てんとう虫が交尾?!
考えたことありませんでしたね
でも、手始めに動物や虫を利用して、生物界の行為として話すのが簡単そうですね。
ゆくゆくは、もちろん犯罪を起こさないための教育をきちんと行いたいと思っています
クリスマス目前にこんな話題・・・すみません