皆さまこんばんは。
いわゆる「ご先祖さまの願い」
についての認識変えて欲しいので書いた記事
↓ ↓ ↓
あとね、ご先祖さまだけではなく
亡くなった人（ペット）に対して
異様な思い入れを示す人って
いますよね。
大切な存在を亡くしたやるせない気持ち
大きな喪失感これはわたしも経験してますので
共感は出来ます。
だからといって
「今亡くなったあの人はどうしてますか？」
「故人のメッセージを知りたいのです」
という思い、ご依頼については
正直、どうなの？って思うんですよ。
原理原則的に
本当にわたしたちが
亡くなった人と自由に
話すことが神様から
許されているのであれば
わたしたちはとっくにそうできているはずです。
多くの場合、亡くなった人と話すことはできません。
それに霊能者、わたしは実はどちらかというと
亡くなった人とのコンタクトは得意なほうの霊能者では
ありますが
だからこそわかるのが
亡くなった方の多くが
生まれ変わりに向けて
自分の魂の研鑽に集中されています。
なのでこちらからむやみにコンタクトを取るのは亡くなった方にとっていくら家族、友人、恋人であっても迷惑千万な行為にあたります。
そういう場合は
故人ではなく
故人を霊界に導くガイドの方からの
メッセージをいただきます。
そしてそのほとんどが
「あなたはあなたで今の人生を楽しんでね」
というものです。
もちろん、未浄化霊（ガイドがついてても気づいておらず
この世に未練たらたらの怨霊化した霊）は
やれ、あれが食べたいだの
あいつが憎いだの
あの人が心配だのと言ってきますが
これね、皆さん、勘違いしてますけど
未浄化というからには
本当にダメダメな状態ですってこと。
これ亡くなった本人のもとからの
執念深い性格だったり
心配性な性格だったり
そういうのがもろに現れます。
あとね、人間は肉体を離れると
見たいものしか見えなくなります。
これはどうしてかというと
肉体を亡くし
魂が浄化できてないうちは「想念」の状態で
生きるので、本人が生前、よく陥っていた
心癖がもろに出るんですね。
そしてその想念にとらわれているうちは
霊側からは何も見えません。
実は亡くなった人というのは
ある程度の期間、修行をしないと
皆様のことが見えてるようで
見えていないのです。
なので家族が心配（愛情ではなく依存）とか
なんとか言ってるわりには
家族がどう生きてるかはわかっておらず
自分のしてほしいことばかり言います。
とっくに亡くなってるのに
リビングに居座りやれ食事を出せとか
やれ顔をみせろとかいいますが
故人がその状態では
ちゃんと残してきた家族の姿は
客観的にみえませんから
いくら故人に話しかけても
その声は届きません。
生前、すれ違いのまま亡くなった側の霊が
家族がこの人のことを思って後悔し泣いていても
自分は寂しかったという想念のままでいるので
家族が自分を思って泣いている姿はみてないのです。
わたしは何度もこの手のケースに遭遇しました。
奥様のほうからどうしてもと依頼されて
霊視をしたら亡くなったご主人のほうは
丁寧に供養されてるにも関わらず
寂しい、俺はないがしろにされてきたしか
言わないク〇夫のまま
未浄化霊になってるというね。
こういう場合はガイドさんの
存在をこの未浄化霊にお知らせするのですが
まったく聞き耳をもたないので
仕方なく馬頭観音さん（動物さんなど言葉を
持たない霊魂を霊界に誘う仏様）にお願いして
首根っこつかまえて霊界に持って行ってもらう
といった作業をしなくてはいけません。
まぁ、だいたいスピリチュアル好きな人の多くが
亡くなった人に過剰な思い入れを
しすぎます。
亡くなった人は天使でもなく
本当の意味の守護霊でもないのです。
もし直近のご家族のそばに
亡くなった人がべったりいる場合は
わたしから言わせるといつまでも成仏できない
ストーカー霊のくくりでみています。
現に、そういう人とアクセスすると
亡くなった分際で
「あの子が結婚しないから心配で心配で」
とか
「この子は私がいないとダメになるんです」
とか生前と同じぐらい
生きている人にとっては
何のためにもならない
ウザいことを言ってたりします。
守ってるというよりは故人本人
もしくは生きてる人の未練に
引っ張られて、わけわからずそばにいる場合が
ほとんどなので
そういうのに気付いたときは
わたしも浄霊を試みます。
皆さん
「亡くなったあの人が
どうしてるかを教えてください」
「ウザいことでもいいので
亡くなったあの人の声が聴きたい」
などとあまりにも簡単に依頼してきますが
霊能者だって
厳密にいうと話ができるのではなく
ただ故人の想念を
感じ取ることが出来るだけであって
皆さんが望んでいるような
いわゆる「会話」ができるのではないのです。
故人が万が一
自分の亡くなっていることに
気づいておらず
想念のままで固まっている状態で
こちらが呼び出しをしたり
亡くなったことは
なんとなくわかるけど
なんとなく皆さまの未練エネルギーと
引きあって
ぼーっとそばにいるにはいる霊体と
コンタクトが取れたとしても
あなたのことはみえていないし
故人の自分勝手な思いに
とらわれている状態なので
とてもじゃないけど会話にはなりませんし
こちらから直接故人にアクセスをすると
故人が混乱して
さらに低い波動になっていくんです。
こうなると故人にとっても
生き地獄ならぬ地獄にいるのと同じ
苦しさ、もどかしさを感じさせてしまう行為に
なることを知っておくといいと思います。
その点、動物さんは
エネルギーが非常にピュアで波動が軽いので
飼い主さんが悲しみに暮れて
いくら未練たらたらでも
時がきたらす～っと天国に向かいます。
もちろん愛する存在を
亡くした悲しみは癒えるまで
時間がかかっても仕方ないかと思います。
しかし亡くなった人のメッセージを
聞きたがる行為は
皆様にとっても、亡くなった方の霊に対しても
プラスになるとは言えない行為です。
それでも亡くなった方とコンタクトを
取りたいというわがままを言うのであれば
あなた自身のそのエゴが
故人の成仏を
どんなに少なく見積もっても
７年は遅らせることを
念頭に置いたうえでどうぞ。
もちろん当然
自分も亡くなったら同じ目に遭うので
そこは覚悟してくださいね。
繰り返しますが
本当にわたしたちが
亡くなった人と自由に
話すことが神様から
許されているのであれば
わたしたちはとっくにそうできているはずです。
亡くなった故人とのアクセスが
タブーだということを
受け入れるのがこの世を生きるものの
宿命。いくら霊媒師、霊能者であっても
本当の意味では＝間にガイドが入ったり
亡くなった魂というのは
想念のままなので
霊能者と会話をしている
わけではないということです。
また霊媒師の体に乗り移って話す霊体は
この時代、あなたがアクセスしたい
故人とは限らないことも多々あります。
故人を語る偽神や宗教霊もうようよいますので
この時代、ミーディアム（霊媒師）の仕事をするなら
ガイドを通してアクセスする技術が必要になります。
このメカニズムを知って
亡くなった人に何かを聞きたい
というただの興味本位や
過剰な依存心は
いかにマイナスであるかを
知っていただければと思います。
それではどなたさまも素敵な夜を♡