皆さまこんにちは。
わたしは霊能者をしておりますが
自分の「霊視結果」を疑ってるとか
そういうのではないんですけども
ぶっちゃけなことをいうと
「ああ、わたしはこういう見え方なんやな」
としか思いません。
これね、霊能者界隈あるあるなんですけど
皆、見え方違ったりするから
霊視結果が合わないことなんてザラなんです。
これはフォーカスするポイントが人それぞれだから
というお話を過去にしたのですけども
これね
霊視で見える景色って
１００％正解ではなくって
たいていそれぞれの
霊能者の得意な感覚を通して
イメージが伝わってきてそれが可視化されたり
声として聞こえてるという感じなんですね。
霊視というのはいうなれば
その霊能者のフィルターを
必ず通さねばなりません。
極端な話をすると
あの木の下を霊視してくださいといわれ
霊能者Aは悪霊がいる！と言い
霊能者Bは泣いている男の人がいる。
と言ったとします。
実はこれ同じ霊体を
霊視した結果なんですけども
なぜ同じ霊体を霊視しているのに
こんなに違うのかというと
フィルターの違いなんですね。
どっちが正しいとか間違ってるとかじゃなくて
そこには霊能者のフィルターを通したものが
存在するだけなんですけども
ただ、このことを
ちゃんとわかっている霊能者か
そうでない霊能者かでいうと
当然
「これは自分特有の見え方なんだな」
とわかってる霊能者のほうが
いい鑑定ができます。
なぜなら、フィルターの存在を知っているから
できるだけそこを取り除いた「本質」を伝える
努力をするからです。
霊が見えた
霊の声神の声が
聴こえただのなんとかだの大騒ぎする
自称霊感ある人たちが
どうしてダメなのかというと
「自分のフィルター」が
どんな見え方をさせるのかが
まったくわかっておらず
いや、それ以前にフィルターの存在さえ
わかっておらず
いかにも自分が
見えたものが全てのような
勘違いをしているからです。
そしてその勘違いはやがて
見えないものが見えている俺様
わたくしという傲慢な心へとつながり
やがてその傲慢さが偽神などの宗教霊と
呼ばれるものと一体化し
手がつけられない状態になるのです。
わたしは数多くの心霊番組に
出演させてもらってますが
そのたびにオカルト批判の声が
集まるんですね。
本音でいうと
わたしはオカルト批判したい人たちの
気持ちがよくわかります。
なぜなら普通に見えないものを
見えると主張しているのですから
本当にどうかしてるとしか思えません。
なので霊視という作業をさせて
いただくときは
やはり慎重に、自分のフィルターを外して
本質を見つけ、
さらに誤解のない伝え方を考えないと
ダメだなと思っています。
もし皆さんがクライアント側になったとき
例えば霊能者に何かみてもらうにしても
霊視というのはそういうものなのだと
からくりを理解しておくと
霊能者からあまりにも
的外れなことを言われたときも
「ああ、この人はそういう見え方なんだな」
と思っていただけばいいかもしれません。
フィルターの存在を
知っている霊能者の見分け方ですが
これは難しいけど
たとえばSNSとかで
「神様がこうおっしゃっていました」
という言い切りをしてる人は
もしかしたらフィルター外せてない人の
可能性が高いです。
フィルターの存在がわかっている人は
たいてい
「あくまでもわたしがキャッチした情報では」とか
「神様は～とおっしゃってる感じにキャッチしました」
といった書き方、伝え方になるかと思います。
もちろんそういう人でも
言い切りをしてる場合もあるのですが
要は「自分にしか聞こえてませんけど
君たちにそれがわかるかね？」
みたいなマインドって文章や話し方に
出るっちゃ出るので
見抜ける方は
見抜いてらっしゃるかもしれないですね。
このブログをお読みの方の中には
霊的センスが優れてらっしゃる方も
多くいらっしゃるかと思いますが
自分が感じていること
見えてるものが全てではないことを
どこかで知っておく。
違う見え方をしてる人もいるかもしれないし
違う見え方を自分がしている側かもしれないし
霊視というのは幻のようなもので
日々の生活の中では
それほど重大な位置を占めるものではないのだ
ということを知っておくだけでも
霊視や霊聴なども自分なりに冷静に
受け止めることが出来るようになると思います。
ご参考になさっていただければ嬉しいです。
それではどなたさまも素敵な１日を♡