皆さまこんにちは。

 

明日は一粒万倍日ということで

 

お金に関するお話を書きたいと思います。

 

 

わたしは実家がお金持ちのときと

 

貧乏なとき、両方を経験していたので

 

特に貧乏な時が子供心に

 

すごくイヤでした。

 

昨日のブログの大阪時代は

 

また父がお金持ちのときの話です。

 

 

わたしが5歳半のときに

 

福岡に引っ越しをしました。

 

父がそれまで勤めていた食品会社を

 

辞めて独立を決めたからです。

 

まぁ、そもそも、人としていろんなことが

 

なっていなかった亡き父が独立に

 

成功するわけがないのです。

 

 

 

案の定、わたしが小学校2年生のとき

 

事業に失敗し

 

それだけでなく身重の母と

 

幼い妹とわたしを残したまま

 

関西の女のところに逃げていくという

 

人でなしぶりを発揮し

 

この時が一番つらかったと母はのちに

 

言っていましたがそりゃそうですよね。

 

まぁ、結局、弟が生まれたことをきっかけに

 

父が福岡に戻ってきたのはいいのですが

 

そこからしばらく貧乏どん底

 

暮らしは続きました。

 

 

なのでわたしは「お金持ち」の感覚と

 

「貧乏」の感覚をどちらも体感していて

 

「どうしたら貧乏になっていくのか」

 

「どういう考え方、行動をしたら

 

貧乏になるのか」

 

なんとなく体感でわかるのです。

 

 

 

お金持ちの感覚というのは

 

「満ち足りている感覚」「余裕」です。

 

そして貧乏を呼ぶマインドは・・・・

 

なんと「自分責め」が発端の

 

不足不満不安なのです。

 

 

 

母がまだ元気な頃

 

昔話で語っていたのは

 

 

「大阪時代までは本当に幸せだった。

 

子供達は可愛くて

 

お父さんもおいた(浮気未遂)

 

はしたけどまだ優しかった。

 

 

何がつらかったかって

 

お金が無くなっていくにつれて

 

お父さんがいろんなところに

 

当たり散らかすようになって

 

いつも不機嫌だし、お母さんのことを

 

毎日のように馬鹿が!と叱るし

 

お父さんを不機嫌にする

 

お母さんが悪いんかと自分を責めたんよ」

 

 

と言っていました。

 

 

 

そして父も念願の神社神主になり

 

経済的にも安定してきた時期

 

その日は特に機嫌がよかったのか

 

昔話になり

 

「お金がないことで

 

お母さんやお前ら子供たちが

 

苦労している姿をみるのが

 

不甲斐なくて一番辛かった」

 

と語ったことがありました。

 

 

つまり貧乏だった頃

 

父も母も自分を責めていたのです。

 

 

子供に満足いくものを

 

食べさせてあげることができない。

 

可愛い洋服も買ってあげられない。

 

好きな進路を選ばせてあげることができない。

 

それはわたしのせい、自分のせいだと。

 

 

父が「不甲斐なかった」と告白したときは

 

不甲斐ないどころかろくでなしのくせに

 

もっと心から反省しやがれとしか

 

思わなかったのですが>おい滝汗あせるあせる

 

 

母までも自分を責めていたのだと知り

 

改めてろくでなしの父との生活は

 

いろいろ大変だったんだなと思った

 

記憶があります。

 

 

さておき、自分責めをすると

 

そのことをきっかけに

 

どんどん

 

「あれが出来てない」

 

「これがダメ」 「あれが足りない」

 

と不足不満に目がいくものです。

 

結果的に不足不満が現実化していくのです。

 

 

 

また人はお金がないことと

 

自分の存在価値が低い

 

=能力不足だと責める傾向がありますが

 

 

お金を稼げる能力と

 

その人の存在価値は別物です。

 

お金は稼げなくても

 

たとえば食べ物をどこからともなく

 

調達してこれる。

 

もともと小食で活動範囲も狭くて

 

でも誰にも迷惑かけずに一人生きていくぐらいには

 

稼げている。

 

これで十分なのに

 

お金を稼げる=優れている

 

稼げない=劣っている

 

という価値観もどうかと

 

わたしも最近は思えるようになりました。

 

 

 

手持ちの現金が少なくても

 

ちゃんとやりくりができて

 

なんなら貯金まで出来ている。

 

こういう人をわたしはたくさん知っています。

 

 

凄いなと思うんですが

 

ご本人たちは

 

「全然稼げていないのです」

 

「お金が無いのです」と言いますけど

 

本当にそうでしょうか?

 

 

いつも書いてますが

 

もっと自分の価値に気付いてほしいですね。

 

 

そして「ある」に目を向けてください。

 

そうするだけで

 

意外とあるし、意外とちゃんと

 

お金は廻っているのです。

 

そのことに気づけた人から

 

お金の不安やお金に関する負のループから

 

抜け出すことができるはずです。

 

人を貧乏に導く「自分責め」のクセと

 

きれいさっぱりお別れしましょう。

 

自分責めとお別れできる2冊♡♡

 

 

それではどなたさまも素敵な午後を

 

お過ごしくださいね。