京都・岐阜旅記録~摩利支天さんと護王神社~★ | 棄てる神ありゃ拾う神あり~0学鑑定士・志野令教の気まぐれ綴り~

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こんにちは

 

 

0学鑑定士 ・ 志野令教です

 

 

 

先日の旅記録です~

 

不要の方はスルーでどうぞ

 

 

***

 

いつもの如く 家人と 今回は車で旅して来ました

 

 

京都と岐阜で1泊ずつの宿と目的地だけを決めて あとは行き当たりばったりにしました

 

京都は「摩利支天堂」・「護王神社

 

岐阜は「千代保稲荷神社

 

 

今年の干支である「」(猪・いのしし)いのしし

 

0学の支配星「魚王星」を象徴する星座「大熊座」を指します

 

 

その魚王星であるアタクシ

亥年でもある今年は 昔から祀られているイノシシさんに会いに行きたかったんですよね~

 

 

 

 

ということで

 

まずは京都摩利支天堂へ 摩利支天さんに会いに行きました

 

 

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摩利支(尊)天 は女神とされることも男神とされることもありますが

共通しているのは 猪の上に載っている神様です

 

上野のアメ横にある徳大寺にも摩利支天さんが祀られていて たしかこちらは男神だった記憶・・・

京都の摩利支天さんには初めて伺いました

 

今年の1月だけ ご本尊の御開帳があったそうですが・・・残念

 

 

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狛犬ではなく 狛猪 です

 

 

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もうすでにかわいいわーぃ

 

 

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当然ながら 手水もイノシシさん

 

 

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宿を早めに出て 朝イチで伺ったので まだ人も居らず

 

お寺さんのような神社のような

鳥居はないけれどおみくじはあるとか

 

 

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かわいいイノシシの中でも数少ない勇ましいイノシシ

 

 

 

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たくさんのイノシシたちは こちらのおみくじが入っていたもの

 

社務所で私もこのイノシシのおみくじを買って 伺ったら 「いや 持ち帰ってください あれは誰かが置きはじめたら 皆があそこに並べていくようになっただけです」と笑っておられました

 

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どのこもみんな 愛嬌があってかわいいです

 

イノシシ像の表情や形なんかは 寄贈される方の趣味なのでしょうが

こんなに何体も置いてあるのを見ると 如何に昔からこちらのイノシシさんたちが愛されているのかが解ります

 

 

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とても居心地の良い やさしい空気の場所でした

 

 

 

 

 

 

そして 亥年はここ!とあちこちで紹介されていた

こちらもイノシシを祀る神社で有名な 護王神社

 

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こちらもやはり 正面の狛犬ならぬ狛猪がお出迎えしてくれます

 

 

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こちらもやはり 手水はイノシシから

 

 

 

奥には こちらも

 

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ホント 寄贈される方の趣味が出るんでしょうねえ

 

私ならどんなイノシシにするのかをふと考えておりました

(今のところ 具現化する予定はないですが)

 

 

 

 

 

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こちらに祀られている 和気清麻呂(わけのきよまろ)公 と さざれ石

 

護王神社には 和気清麻呂と 姉の 和気広虫(わけのひろむし)が祭神として祀られています

 

和気清麻呂は8世紀の朝廷に仕える貴族でした

人柄は「とても真っ直ぐな人で 己の利益も顧みずに朝廷に忠節を尽くした」とあります

 

正しいことを伝えたことが時の天皇の怒りを買い大隅国(今の鹿児島)へ足の腱を切られて流罪にされた清麻呂は 歩けないため輿に乗って八幡神への拝礼に出かけたとき 300頭くらいのイノシシが現れて 10里の間 輿の前を走り続けたといいます

 

そのあと神社に参拝した清麻呂は歩けるようになっていて 神託により与えられた自分への俸禄を 広く百姓たちに分け与えたといいます

 

次の天皇により都へ戻された際には自分で馬に乗って帰還

その後は都で朝廷と民のために尽力した生涯だったそうです

 

 

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300頭ものイノシシの出現により足も治癒したという清麻呂公を祀っているので

護王神社は足腰の平癒のご利益もあるといわれています

 

 

ちなみに姉の広虫は 優秀な女官でのちに尼僧となった女性

83人もの孤児たちを引取り養育したとされます

そのため 子育て・子供の成長の守護にもご利益がある神社です

 

 

 

・・・なんだかねー 由来を読むだけで この姉弟には 0学で観るところの「大犬・大熊座」の性質をたくさん垣間見ることができたんですよ

 

真っ直ぐさ(正義感)」とか「与える心」とか「人間愛」とか

 

だからこそ イノシシ(大熊座)から助けられて 現世までこうしてイノシシとともに愛れているんだろうなあと

 

更には0学でも「大犬・大熊座」を体の部位で考えれば「足」「腰」「背骨」などなど

 

 

うわー 0学にも共通することが多いなあと すっかり護王神社に魅了されておりました わーぃ

 

 

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護王神社ならではの 座立亥串(くらたていぐし) もしっかり祈願してまいりました

 

 

それから

 

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亥年生まれのみなさーんいのしし

 

やはり別名「いのしし神社」と呼ばれるだけある護王神社では これに記入して受付に出されると かわいらしいプレゼントをいただけます

 

 

 

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こちらも先の摩利支天さんと同じように たくさんのイノシシに出会えます

 

こちらに寄進されるイノシシは この切り絵仕様の絵のように こちらにご縁のあるアーティストさんたちの作品が多いように感じました

 

みんなどれも素敵で ほどよく手作りのあたたかさが感じられるものばかり

 

そのあたりも 「庶民星」と呼ばれる「大犬・大熊座」の0学と結びつくようにも感じておりました

 

 

 

 

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摩利支天さんのおみくじ(左) と 護王神社のおみくじ(右)

 

当然別のおみくじが入っていたのですが 内容はほぼ同じことが書いてあったので いろいろと腑に落ちて面白かったです

 

 

 

たくさんの神社仏閣があちこちにありますが こういう自分にしっくりくるような由来のところを厳選して訪ねていくようにしていきたいなあと思いました

 

 

どちらも また行きます 必ず heart*

 

 

 

 

たぶん 続きます・・・