このような時にこそ・・ゆったりと・・
自分の内側の声に耳を傾けて・・。
外出やいろいろなイベントに自粛がかかり、
飛び交う情報に戸惑い、思うように動けない春・・
用心することも、大切ですが、
心配や不安があると、知らず知らずのうちに
心も身体も緊張し、硬くなってしまいます。
急な情勢変化や、錯綜する情報の中で、
とても安心しいてられない・・。
そんな気持ちの中でも、
本来の健康のために、心身を柔軟に
自由にしておくのは、今の時期、自分のためにも
大切だな、と感じられますよね。
本日は・・
地球に育まれた、私たち・・
その大地の懐で、
緩やかな、心と身体への回帰へと
お誘いしたいと思います・・。
昨年10月に、ワークショップ
「貴女の中の豊饒の泉とのリコネクト」
を 開きましたが、
そのプログラムの中の・・基礎的なところが、
このブログにお越しくださった皆さんの
お役に立つかも知れません・・。
WSの内容の一部はこちらに記してあります。
リラックス・・リラックス・・。
と心の中で思っても、
なかなか身体は動いてくれないかも・・
心が緊張していると身体も硬くなるけれど、
ゆっくりと身体を動かすことは・・
心の緊張を解いてゆく糸口にもなります。
心地よいと思う場所で、
両足を軽く開き、肩の力を抜いて・・
ゆっくりとお腹で深呼吸してください・・。
緑を眺めながらでも・・
大好きな画像を見ながらでも・・
目を閉じて身体の内側に・・
フォーカスする準備をしながらでも・・
もう少し、深呼吸したいな・・と思ったら、
続けて大丈夫です。
落ち着いてきたら・・
息を吐く時に、気持ち、骨盤に向かって
気が降りてゆくように意識してみてください。
そしたら・・
両足の中心から、頭への垂直ラインを
軸にするようにして・・
腰を左右にゆっくり動かし
緩やかに・・
瑶身(ようしん)してください。
膝の力は抜いて、腰を自由にするように・・。
左右がスムーズに動くようになったら・・前後・・斜めも
そしてゆっくり呼吸に合わせて回してください。
反対方向にも・・。
仙骨と骨盤がリラックスしてきます。
ゆったりとした呼吸で・・横隔膜も動かされるので、
緊張していた内臓も緩んできます・・。
「イナンナ」上弦の巻より
ゆっくりとしたお気に入りの曲を
BGMにしてもいいですよね。
動きに合わせて・・ハミングも・・素敵です。
机や椅子に捕まって、軽く前にかがみ
背骨を丸めて・・その状態で深呼吸すると
呼吸の力が・・背骨をゆっくり広げて
緩めてくれます。
呼吸の力を使うと、強制的に動かすよりも
より緩やかに、身体の緊張を解いていってくれますね。
簡単な動きなので、慣れている方たちは、
すぐできるわ ! エイッエイッと
動かしてしまうところですが、
呼吸に合わせてゆっくり動かす・・
というのは・・細胞の一つ一つ、
その細胞たちが帯びているエネルギーまでが
余すところなく自然に、呼吸と一体となって
動くので・・その動きは・・
キメが細かい・・と・・いうのかしら・・。
身体にも心にも優しいんですよね。
だから・・ゆるーい動きだけれど、
心地良いんです・・・。
身体か緩んだところで・・
どこか安定したところ・・・
椅子などに腰をかけてください。
上体は背もたれにはもたれないで・・
ゆったりと、力を抜いて・・
いつでも緩やかに・・揺れるような状態で・・。
瞑想のポジションでも大丈夫です。
それでは・・静かに子宮に
意識をフォーカスしてゆきます。
・
・
子宮にフォーカスするのは・・
子宮が・・直に 地球からのエネルギーを
受け取る場所であり・・
受け取ったエネルギーの動き・・
・・エネルギーの流れのままに・・
その姿を 象っているからです・・
子宮から地球へのコネクションを
結び直すことで、私たちは深くグランディングし、
生命力が・・活性化されます。
本日は女性のために書かせていただいていますが・・
このブログを訪れて下さった男性の皆さんは、
もしよろしければ・・・
もうご存知かもしれませんが、
どうぞ骨盤の中、丹田 と呼ばれる部分・・
または、ここに自分のエネルギーの核がある・・
と感じられるところに・・力強い躍動感が
生まれ出るところに・・・どうぞ・・
フォーカスしてみてください・・
スピリチュアルな観点からも・・
見えない世界と繋がる扉(ポータル)として・・
脳や、心臓も大切ですが・・
それらを受ける受け皿である
骨盤の内部にも・・広大な別次元と繋がる、
生命の源とも思える・・
豊かな機能が備わっていると、
感じています・・。
「受ける」・・という性質から・・
人体の中でも・・脳と・・対照的な・・
神聖女性性の基盤 を・・感じるのです・・。
脳・・ 心臓・・ 骨盤・・
意識・・ 愛・・ 生命の主・・
漫画「陰陽師」13巻より
・
・
・・続けて・・
子宮にフォーカスしてゆきます・・。
人体の中で、子宮は・・物質的に見れば・・
握りこぶしほどの大きさですが・・
内側には、広大な宇宙が内包されています・・。
その宇宙は・・
「宮」・・ 神聖の居るところ・・
みたまや・・いえ・・すまい の 意味を帯びて・・
「子宮」と名付けられました・・。
外側からの光の届かない・・
子宮の・・柔らかい闇を・・
感じてください・・。
そこは、生命を育む しとね
魂に休息を与える
御息所 (みやすどころ)・・
その豊かな・・温かい闇の中に、
ゆったりと・・
自らを・・休ませてください。
ゆったりと・・密度の濃い・・
暖かな闇に包まれて・・
自分の内側に、魂を休ませる
休息所があったことを・・
思い出してください・・。
・
・
ここまでついてきて下さった
男性のみなさん・・どうぞ御心配なく・・
神聖な・・生命を育む闇の、
その暖かさを・・
安らぎを・・ご一緒に・・
思い出してください・・。
生まれる前の・・お母さんのお腹の中・・
なんの心配もなく・・羊水に浮かんで
未来を夢見ていたような・・
心地よい胎児の時代でも・・
素敵です・・
ウウム・・懐かしいっスね !!
漫画「陰陽師」13巻より
・
・
さて・・
女性の皆さんは・・
さらに子宮の闇の奥へ・・
意識をフォーカスしてゆきましょう・・
子宮の 奥の奥 に 泉があるのに・・
気づかれましたか・・?
貴女の 豊饒の泉を・・感じられますか?
ええ・・闇の中にきらめいて・・
時の女神たちが・・その泉のそばで
糸を紡ぎ・・機を織り・・刺繍を施し・・
タペストリーを織った・・泉。
貴女の泉は・・今・・どんな感じですか?
私たちの外側がどんなにざわめいていても・・
揺るぎなく 鎮まって エネルギーをたたえた泉。
貴女の泉は・・・どんな色をしていますか・・?
中心の色と・・表面の色はどのようでしょう・・?
どのような水でしょう・・
弾力のある蜜のような・・水ですか・・
水晶のように・・サラサラしていますか・・・
貴女の泉の・・純然たる 存在感の・・
静かな力強さを 感じてください。
貴女の周りは いかがでしょうか ?
そして・・貴女の心は・・いかがですか?
内側の泉にフォーカスする前の貴女と・・
・・変わりましたか・・?
懐かしい・・泉の水の・・
肌触りを感じ・・
泉の水で身体を包んでください・・。
それでは・・
本日の・・仕上げに参りましょう・・。
子宮に・・骨盤の中に・・
意識はフォーカスしたまま
貴女の好きな色、好きな質感の
光のラインを・・
イメージしてください・・。
その・・光のライン・・を・・
貴女と一体になった子宮・・(丹田) から・・
地面に向かって降ろしてゆき・・
地中へ・・奥へ奥へ・・
・・地球の核へと・・結ばれるのを
イメージしてください・・。
次に・・同じ光のラインを・・子宮から・・
身体の中心を通って・・ずっと頭上の方に・・
天の中心に向かって・・
伸ばしていってください・・。
なんだか・・きりがなくて・・
うまくできてるか不安 ??
けれど・・
なんだか、頭のてっぺんが
ムズムズして、何か糸に吊られてる・・
そんな感じ・・しますか・・?
試しに・・
貴女の・・ハートから・・
感謝の気持ちを・・光の玉にして・・
地球さんに・・送ってみてください・・。
すぐに
足の下の方から・・
ふわわ~~っと・・震えるように・・
応えが・・
返ってきませんか?
天の中心に向かって・・
送ると・・いかがでしょう?
目には見えないし・・
微細な反応で・・感じるしかないけれど・・
でも・・その応答は・・
健気にも・・必ず返ってきて・・
それは・・心強いし・・
ワクワクしますよね。
そうして・・
もう一度・・
子宮に・・骨盤の中に・・
フォーカスします。
子宮の奥の光の泉を基盤に・・
貴女が繋いだ 光のラインが・・
地球の核から・・
天の中央に向かって・・
光の柱となって
繋がっているのを・・
感じられますか・・?
いかがでしょうか・・?
学校がお休み中の
お子様と向き合っていても・・。
友達と・・ゲームに
向き合っている間も・・
キッチンで・・食材と・・
楽しく格闘している間も・・
どんな時でも・・
一本のエネルギー・・光の柱として
地球の大地に立ってみようと
思うことは・・
地球にとっても・・
長いこと・・待っていた・・
私たち・・地球の・・子供たちからの
返答だと思うのです・・。
春の芽吹きの力・・大自然の生命が孳ゆる・・
緩やかな・・揺るぎない脈動・・
全ての生命の一つ一つの・・細胞・・
生命の脈動が・・共振して
壮大なシンフォニーを奏でる春・・
生命を育む地球・・
その大地に・・しっかり繋がれば・・
私たち・・生命は・・そこにいるだけで、
心が触れ合うのだから・・
ポジティブなエネルギーも、
愛も・・思いやりも・・
私たち・・一人一人が・・
たった今・・結んだ
光の柱も・・
感染してゆくはずだ・・。
そう 思うのです・・。
「イナンナ」上弦の巻より
「イナンナ」上弦の巻より
貴女の・・貴方の・・
お役に立ちましたら・・
幸いです・・
2020年2月20日 春分に 岡野玲子