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気が付いたら、人生の半分以上オーストラリアに住んでる事になっていた、シングルマザー歴23年、リメディアルセラピスト、桔梗のブログの部屋へようこそおねがい

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私のオーストラリアの人生経験、国際結婚、DV、国際離婚、裁判、鬱、カウンセリング……人生最大の激動の頃についてはコチラからどうぞ

 

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春の花が咲き始めたラブラブ




2018年に私の母が『アスペルガー症候群』の本を私に手渡して、
「お父さん、これじゃないかと思うんだけど…桔梗はどう思う?」
と聞いてきた時、まだ神経発達症(当時の発達障害)は、生まれつきの障害だけれども遺伝ではないと考えられていた。



私のDV元夫のボブは、別居時にカウンセラーや私を脅すような電話をかけまくっていたので警察に保護され、病院の精神科に入院した時に『パーソナリティー症(当時のパーソナリティー障害)』と診断されていた。
このパーソナリティー症も、育った環境だけでなく遺伝の影響があることも近年分かってきている。



神経発達症に遺伝が関係しているであろうことは、私とアリスはもう10年以上前から想像は出来ていた。
理由は、アリスの従姉妹の父親の子供が、1人を除いて全員ADHDを持って産まれていたからだ。
この父親もこれまたとんでもない男で、何人もの女性の間に合計8人の子供を作った。(しかし私のDV元夫と違い、ちゃんと養育費を払っていた。そこはエライ
グッド!

その子供が全て女の子で、8人の内アリスの従姉妹を含めた7人がADHDを持っていると聞けば、誰でも「やっぱ遺伝やない?」と思うのではないだろうか?
で、ここ近年、それがやっとこ証明されたと言うことなのである。



私の娘のアリスもADD(H多動症が無いだけ)を持っているので、彼女のADDが私の遺伝子である可能性もある。
なぜなら、私の父が神経発達症だからだ。
私の元夫側にもADHDの遺伝子があるのかも知れないが、向こうの家族にはそれに加えて『パーソナリティー症』の遺伝もあるかも知れない。



先日、娘のアリスとこの遺伝と環境の影響について話しているうちに、アリスが突然自分が子供の頃に元夫から受けたある仕打ちが脳裏に蘇ったと言って私に話してくれた。


私とDV元夫の離婚時に裁判で、アリスを定期的に元夫側に合わせなければならないことが取り決められたのだが、元夫の祖母のベスはそれなりにアリスのことを可愛がっていた。
アリスはベスの家に行くと、ベスと一緒に動物のフィギュアを作ったりしてコレクションをしていたのだそうだ。
ところがある日、アリスに腹を立てたDV元夫がこのフィギュアを全て床に叩きつけて破壊したのである。
それだけでなく、DV元夫はなんとアリスに破壊したフィギュアが散らばった床の掃除をさせたという。(初耳だったので、マジビビった)


元夫:「ほうきとちりとりを持って来て片付けろ!」(誰が散らかしたんや🤬


アリス:「どこにあるかわからない」


すると元夫はアリスの腕を掴んで引きずっていき、ほうきと塵取りがある場所を指差してアリスに持たせ、アリスが掃除するのを側で腕を組んで監視していたのだという。
その後、ベスが帰ってきてフィギュアが無くなっているのに気づき元夫に尋ねると、


元夫:「棚が倒れて落ちて全部壊れた
あせる


と平気で嘘を吐いた。
パンチ!パンチ!パンチ!
ベスは自分の息子の言葉が信じられなかったのだと思う。後にこっそりアリスに尋ねたのだそうだ。
アリスが真実をベスに話すと、彼女は呆れたような顔をしたらしいが、自分の息子の行動を戒めることはしなかったらしい。(叱れよ!😡)



私:「信じられへん😠!あの人子供の頃に、ベン(元夫の父親)に同じことされたって言うてたんよ。その時一緒に住んでいた祖父がベンに『お前は冷酷非情な人間だな!』って言うたらしいんやけど、あの人自分が父親にされたのの同じことアリスにしてるやんか!多分ベスはそん時も自分の夫を咎めなかったんやないの?ホンマ典型的なDV被害者妻のDV加害容認やわ😡」


その後、ベスはアリスと2人で作ったフィギュアを鍵がかかる飾り棚に入れていたようだ。


アリス:「ベスは多分ボブ(DV元夫)がろくでなしって気づいてると思う。でも何も言えないだけ。」


私と話をしていたら、突然この出来事が脳裏に蘇ってきたのだそうだ。脳のメカニズムとは面白いものである。


さて、神経発達症やパーソナリティー症の遺伝子を持っているからといって必ず発症するとは限らない。
遺伝子+環境で発症の可能性が高まる。
私がDV元夫との離婚を決意した理由は、
「自分が精神的に病むような環境ではアリスをまともには育てられない」
と思ったからだ。


私も父の遺伝子を、アリスは元夫の遺伝子を50%づつ持っている。
遺伝子は生まれ持ったものだから変えられない。
その場合、その環境を変えることで発症のリスクを抑えることもできるのだ。
神経発達症やパーソナリティー症の遺伝子を持っていたとしても、環境さえ変えれば負の連鎖を防げる可能性は高まる。


DVが当たり前の家庭で子供が育つと、その子供達はDV家庭以外の家庭環境を知らないから、DV加害者やDV被害者になってしまう可能性は高い。
結果、私のDV元夫のように、自分が親にされていたことを自分が親になった時にそのまま子供にやってしまったり、子供に理不尽を当然のように強要したりしてしまうのだ。
私の家族もそうだけれど、彼らは『DV家庭の常識』が常識だと思い込んでいるからタチが悪い。


なので、このDV家族の連鎖を止めるには、DV被害者はDV加害者から離れるのが一番いいのである。
DV加害者が変わる可能性は限りなく低い。
あり得るとしたら、自分のDV加害が世間に晒されて周囲から咎められた時だ。
それでも大抵のDV加害者は自分の非を言い逃れする為に相手の非を執拗に探したり、時には周囲に嘘をついてまで相手の評判を堕とそうと画策する。

こんな低俗な人間と生活をともにするのは、子供だけではなく自分の精神にも必ず影響が出る。
DVの連鎖を止めたかったら悪いことは言わない、すぐにDVパートナーと別れて常識的な環境下で、健全な精神で子育てをして欲しい。




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