●対談 緊急入院14)炎症値は下がった、夜の腹痛 | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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 けい
ステロイドパルスを点滴注していた時、ステロイドの副作用、出ました?


● ちゃちゃ

初めてしたときに足がめちゃくちゃ浮腫んで、
やっぱり普通じゃないもの入れてるんだと思った。

でもその後の大きな副作用は特別に感じなくて。

 

 けい
ちゃちゃさんとしてのステロイドパルスの満足度は、100点満点でどのぐらいだった?


● ちゃちゃ
わからない。
足がゾウみたいに浮腫んでこわいと思ったけど仕方ないと感じた。

でもとにかくラクになりたかったから、
強い薬でも安心した。

これでラクになれるのかなって。

 けい

ステロイドパルスについて調べていた時、重度の炎症の時に実施される医療法との説明があったことから、わたしは、この治療を受けた患者の満足度は高く100点満点に近かったと期待していました。

でも、そうではなかった。

重症の潰瘍性大腸炎の治療に、魔法の薬はないということ・・・。

1日も早く開発されてほしい。


緊急入院するまでの状態になり、受付、診断、検査、ステロイドパルスと、事態がものすごい勢いで展開されていった。

どんな気持ちでしたか?


● ちゃちゃ
いままで軽症できたのに、
急に重度になりショックでした…

わかってはいたけど(^◇^;)

それでもどこか他人事で、
とにかく入院できてホッとした。

夜の苦痛時に看護師さんがいる心強さが
半端なかったです!

 

 けい
夜の苦痛は、どんな症状だったの?

これは、ステロイドパルス治療の時? それとも経口ステロイドになったあと?


● ちゃちゃ

夜の苦痛はステロイドのせいじゃなくて、

深い潰瘍があったからなのかな?

 

本来、大腸には痛覚はないそうだけど…

寝る時が1番痛かった。

 

寝る時は副交感神経が多くなるから、

そうなると腸は動く?

だから痛みが強かったのかな?とあとから思いました。



 

 けい
あたり! 仙台クリニック
「夜は副交感神経が優位になるため、基本的にはお腹の動きは良くなります。

 しかし、不眠などのストレスにより、夜になると腹痛症状が出る場合があります。 そのため、不眠は腹痛を始めとした消化器症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。」

 

緊急入院する前は、腸が、異常を訴えるために炎症を起こして激痛状態にさせた。

でも、ステロイドパルス治療のおかげで、好中球ちゃんやクロスケたちがばらまく痛みの引き金となる物質 TNFアルファ:綿菓子の量が激減した。

おかげで炎症は、治まった。

 

夜になった。眠りを呼び込むリラックス機能の副交感神経が働き始めた。これにより、ずっと動いていなかった大腸(食べていなかった)が、もそもそと蠕動運動を始めた。これが周り大腸の外にある神経を刺激し、腹痛に。

日中、治療を受け、症状が落ち着き、激痛が去ったことでひと安心していたのに、大腸が目を覚まし、周りを刺激し腹痛を呼んだ。それが、ストレスとなり、いっそう痛く感じた。

 

激痛は、からだだけでなく、こころにも傷を残す。ということをからだは教えたかったのかも。だからこそ、大切にしないといけない わたしたちのからだ。

 

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