●対談2)子ども時代と病気の関係/胸腺 | 潰瘍性大腸炎 & クローン病&過敏性腸症候群の改善・完治・根治

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潰瘍性大腸炎の対談の続きです。おしゃべり相手は、ちゃちゃさん。

 

◆◆ 子供時代


 ちゃちゃ 外でゆっくり排便できず、ひどい便秘は小学校から発症するまで。(発症してからも便秘下痢を繰り返すタイプ)

 けい 小さなころから便秘持ちだったのですね。他人には、なかなか話せないことだったから、子ども心に辛かったのでは。

 ちゃちゃ 外でトイレが落ち着いて出来なくて、便秘がひどいと下痢で突如出たくなることもあって。冷や汗かきながら早歩きで帰ってた
家で母が気にかけて便秘にいいもの探してくれてたけど、全然回復しなかったなぁ
いま考えるとかなりの少食だったので、カサが単純になくて
いい便になれなかったのも。

幼少期といえば
“胸腺”の発達は20歳までだそうです

子どもの頃のストレスが多いと胸腺が萎縮し
免疫がバグりやすいのかなって考えてます…

UCのみなさんの幼少期の共通点も聞いてみたいですね

 

 けい 体験者のひとりは、子ども時代、おなかが下りやすかったと話していました。その人は、大人になって仕事で大きなストレスを抱えたときに発症したそうです。わざわざ、子ども時代のおなかの調子のことを説明していたのは、そのときのことが関係していたのではと自問自答していた。

 

ふと気がついたのですが、日本では、医師から子ども時代、おなかの具合が悪くなりやすかったかどうかについて聞かれるのでしょうか? 

カナダでは、初診の時に、これまでの既往症について質問する問診票(7ページぐらい)を渡されたのですが、子ども時代の健康についての質問はありませんでした。

でももしかすると、気になった人は、その他の欄に記入していたかも。

 

◆◆ 再燃と寛解


 ちゃちゃ 23歳から37歳くらいまでは
軽度の再燃を年に2、3回
5ASA系とステロイド系注腸で毎回ゆるっと寛解
ひどい下痢は少なくしぶり腹と便秘
疲れやすさ等

 けい 14年間、再燃と寛解を繰り返していた。
再燃のたびに薬の種類や量が変わった?
痛み、出血は?

 ちゃちゃ 痛みは酷い時もあったけど、ほとんどが普段の生活は送れてた
過去2回入院したけど絶食一週間して腸休めて
けっこう良くなったので

薬は基本的に5ASA系がほとんど。
(ペンタサ→アサコール→リアルダ)
酷い時は注腸でのステロイド系で良くなってて
やめてまた再燃したら注腸でだましだまし過ごしてました


しかし2018年11月
子どもの胃腸炎きっかけに
小腸が腫れてひどい腹痛
食べると激痛

 けい お子さんが胃腸炎・・・。子どもの病気ほど親にとってつらいことはない。
いまはもう大きく成長した?

 ちゃちゃ 今度の4月で小4と小6
もうすっかりラクになりました

 

 けい たくさんの発見を親子で楽しめる時期ですよね。

続く・・・

 

<解説> 胸腺

前両肩の骨の中央のくぼみの下にあり、握りこぶし大の大きさ。



 

腰や肩、あばら骨の中で作られた白血球のひとつ若殿(好中球ちゃんやクロスケの兄弟)は、骨の中を出たあと、血流にのって、胸腺の中に入ります。

 

この中は、若殿がウイルスやばい菌をやっつけるための素質があるかの適正審査のための施設になっています。審査官は大勢いて、将軍になるための合格率はわずか2%の難所です。

生まれた後、この部位での若殿に対する審査は活発に行われ、審査に合格し将軍になると、からだのあちこちに移動し、外敵退治で活躍します。

 

将軍の数は、10代後半が最高潮になり、そのあとは、減っていきます。

年を取るに従い若様の出生数が減るのか、将軍になるための審査がより厳しくなるのかわかりませんが、加齢に伴い、合格した若殿、つまり、将軍の数は減り、免疫力は落ちていきます。このため、恒例化すると、病気になりやすくなってしまう。

 

なんでだろう? 生物が繁殖するのは、種の存続のため。子作り子育てが終わったら、お勤めご苦労様でしたということ?

 

幼いころに過激な虐待を受けると、胸腺の中の審査施設や審査官などのシステムが十分に発達せず、成長とともに病気になりやすくなることがわかっています。

 

免疫力を高めるため、胸腺のある部位をこぶしで軽くトントンと毎日、優しくたたいてあげると、将軍審査のある施設の活力が上がるという説があります。

 

胸腺トントン叩き普及のために活動している人たちが海外にも日本にもいることから、効果があるのかもしれません。要は、続けることができるかどうか。興味ある方は、ぜひお試しを。

 

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