「ほおずき」の話を
レイキの説明に使うことがよくあります。
「ここが良くないらしい」と
思われる場所にレイキをすると、
その箇所が少しずつ緩んできて、
活発に動き出すために、
とても熱くなることが多いです。
この時、
手を当ててすぐに熱くなる場合と、
かなり時間が経ってから熱くなってくる場合
があります。
その箇所が凝り固まっている場合、
少しずつ少しずつ緩んでくるので、
動き出すまでに時間がかかるのです。
それが「ほおずき」と一緒。
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小さい頃、
ほおずきの実を手でもみほぐしたことありませんか?
最初は固いので、そおっと優しい力で、
少しずつ少しずつ辛抱強く、ほぐしていって・・・。
ある時点から柔らか~くなってきて、
それでも芯のほうにコリコリが残っているので、
それも地道にほぐしていく・・・。
ようやく、全体がほぐれたら、
小さい穴を空けて、
そこから中の実を外に出して、
キレイにしたら出来上がり。
ほおずき笛の完成です。
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レイキでなかなか反応が起こらないのは、
ほおずきが固い時に似ているんですよね。
コリコリすぎて、
身体が動こうとしても、自由度が小さい。
しばらく我慢して、じっと手を当てていると、
突然「ビリビリ」と手に反応が伝わってきて、
熱~くなってきて、
「今、身体が頑張ってま~す」という
信号が伝わってくる。
この「突然ビリビリ」の頃が、
ある程度柔らかくなった、
ほおずきの状態。
身体も「元に戻りた~い」と
活発に動き始めます。
そう、
そこに到達するまでには
時間がかかるのです。
無理やりほぐそうとすると、
ほうずきは破れてしまう。
身体も同じ。
無理やり揉みほぐそうとすると
負荷がかかりますよね。
レイキは自然治癒力に任せて、
一番自然な方法で緩めていくので、
時間もかかるのです。
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今日のセラピーのお客様も、
「前回(初回)はあまり熱く感じなかったけれど、
今日はすぐに熱くなった」と。
前回のレイキでお体がある程度緩んでいたので、
今日のレイキで活発な反応が始まった、
ということなのです。
2日間
「まったく何も感じません」とおっしゃっていたのに、
3回目で
「うわぁ、熱いんですけどぉ~」と
叫ばれた方がいらっしゃいました、笑。
ほおずきも、
すぐ柔らかくなるのと、
なかなかほぐれないのと、
ありましたよね。
お身体の状態もさまざまなのです。
熱くならなくても、身体は少しずつ動いています。
レイキが流れれば(たとえ熱くならなくても)
自然治癒力が働いています。
1回で諦めないでくださいね(^^)。
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・・・という説明をよくするのですが、
「ほおずき?」「知りません」と
言われることも多々。
最近は、やらないのかなぁ(^^;)。
今日と明日、浅草寺のほおずき市だそうです。
ほおずきを眺めて、
小さい頃を思い出してみましょうか。。。