なかなかどっこい | 花咲物語♪(愛猫の花と新たな家族となった咲の物語)

花咲物語♪(愛猫の花と新たな家族となった咲の物語)

2016年5月29日日曜日
我が家に新しい家族がやってきました。
名前は花。

2019年7月1日月曜日
生後2ヶ月の黒猫の男の子と出会う。
7/10「咲」サクと命名うちの子に。


おはようございます。

ちょうど1週間前、母親からの電話で父親の事を聞かされました。
この1週間とてもとても長く感じました。
毎日毎日同じ内容の電話がかかってきます。

いかにも初めての電話のように…

おいおい泣きながら「お、お父さんがぁぁぁぁ」と。

これがかなりのダメージを受けます。

状況は既にわかっているので、電話があるたび亡くなった知らせかと思うのです。

が、母親は私に連絡していないと思い同じ内容で話すのです。



先日親の住む市のホームページから認知症の相談が出来るところを探したり、状況の説明をしたり、かかりつけ医すら知らないので兄と連絡を取りながら動いています。

が、思うようにはいかず。

緊急事態宣言が出され、持病もある私が思うように動けない、父親の病院にも行ったところで面会もできない。

それでも同じ内容の電話が毎日…

そんな1週間。

重く苦しい1週間。




花咲がいてくれて本当に良かった。



さっくんしがみつき過ぎよ。




花ちゃんは私の心の動きがよくわかる。



私の心がざわつくとジッと見つめてきます。



あぁまた心が乱れてるのね。



さっくんはいつもと変わりないけどね。



うん、キミはそのままでいいよ。
オメメの調子はどうだい?もう少し目薬しなきゃだね。



かくれんぼはしてないよ…



花ちゃんありがとうね。

花ちゃんは不思議な子。
私の光。
いつも私の心を見ている。
触れると喉を鳴らし私の心をなだめてくれる
小さな体で私の中の細胞にまで届くようにゴロゴロゴロゴロと。




普通の親子だったらまた違っていたかな…
長男夫婦と親の関係が良かったら全然違うんだろうな。
そんなこと呟いていたって仕方ない。

けれど、長きにわたり抱えてきた問題を何事も無かったことにできるほど人間できてない。

何もかも手放してしまいたい。

あの人達が次男と私を手放したように。

家だの長男だの名前だのにこだわって自分達が決めた人生だものね、次男や私は関係ないはずよね。

そっちで勝手にやってよ。

いつか口に出してしまいそう…


良好な関係を築けていたら良かったのにね。
欲と家に縛られるからこうなったんだよ。

人と人で結ばれていたらこんな関係性にはなっていないよね。

互いを尊重し合っていればね。

あなた達のおかげで沢山学ばさせてもらったよ



私には血の繋がりよりも大切な思いがここにあるの。

あなた達が得られなかったもの。

花咲が教えてくれたよ。



あなた達にはきっとずっとわからないことだね


ここには血より濃いものがあるんだよ。




同じものを見て笑い合え
小さなしあわせに喜び合え
互いの悲しみに寄り添えられる

同じ目線で愛おしむ


あなた達が与えなかった愛がここにはあるの。


私はここにある愛を大切にしたい。


揺るがない思い。