人種のるつぼ | つれづれブログ〜ブエノスアイレス〜

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2011年4月。いきなりアルゼンチンにやってきました。
どうなることやら日々のあれこれと、大抵の人には必要ない?アルゼンチン情報を綴ります。

大抵の場合、スペイン語の授業は昨日何した、とかたわいのない話から始まって
ネタ?が尽きたところでテキストを進めたり、練習問題をやったりの繰り返し。

この、授業の最初のたわいのない話をいかに盛り上げるかが勝負?だと思ってるんだけど
なかなかどうしてそういうのが苦手ということがはっきり自覚する日々。

そういうのって、日本語だろうが外国語だろうが関係ないなあ。
ようは、自分がへっぽこだと話すこともないという・・・身も蓋もない事実!!

いや、大して中身がなくてもなんとか話せるネタがあるはず!と。
・・・・↑鉄板は天気の話でしょう~。
悲しいことに、共通の話題はそれしかないんかい!と自分にツッコミを入れつつ、毎回話してしまう天気ネタ・・・

または、相手の興味がありそうなことを聞き出すのも有りか!とか。

メルセデス先生はダンスが好きなので話の流れでKARAのビデオをユーチューブで見せたところ
いたく気に入っていたのが面白かった!

アジアについての知識が全くない人なので、結構平気で
日本人がアジアでは一番きれいなのよね?とか聞いてくるんで・・・

いやいや、中国も、韓国も、見た目一緒だから!といっても信じてもらえず、
KARAビデオを見せるはめに(笑)誤解は溶けたようです・・・。

ちなみに、日本と韓国では二重にする手術が結構一般的と話したら
アルヘンティーナは豊胸手術が超一般的らしい。
友達で二人ほどやったと言っていた。

・・・なんの話だ(笑)

メルセデス先生とは、こんな感じで女子トーク全開なわけですが
お姉さんのロレーナ先生とは本日ちょっと真面目なネタで盛り上がった。

アルゼンチンの歴史について。

いままでまともに気にしたことなかったけど
アルゼンチンの歴史ってすごく興味深い。

とにかく、かなりの人がこの100年にアルゼンチンにきた移民の人々。
それはヨーロッパ各国に始まり、ロシア、中東、そして日本、中国(台湾)、韓国・・・
最近はボリビアなどの近隣各国。。

医療費が無料なので、アルゼンチンにすんでいないのに、治療のためだけに来ている人もいるらしい。

まさに移民のるつぼ、、、ブエノスアイレス。

こちらに来て、何度となく合う人に同じ質問をされる。

「どうして、ブエノスアイレスに住んでるの?」

ぶっちゃけ、何に引かれるのか、自分でもよく分からなかったので
毎回結構適当に答えていたんだけど

本日、この答えがちょっとだけ自分でわかった気がする。

ブエノスアイレスの、この混沌のようにも見える多様性。。。
人種のるつぼ、みんな移民、だから、日本とは違って何かが寛容。


ロレーナのお父さんはスペインからの移民だそう。
お父さんは10年前のデフォルトを体験しているので、ヨーロッパを離れたことを後悔しているそうだ。

しかし思うに、これからの10年。

意外と、アルゼンチンは頑張るんじゃないかと思う今日この頃です。