以前から、新生児聴覚スクリーニングの必要性については議会の中でも提言をしてきておりまして、
実施をすべきと考えておりました。
以下、議会の中での質問についてのブログのリンクです
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倉田れいかブログ 新生児聴覚スクリーニング検査 について
私自身、出産した病院で新生児聴覚スクリーニング検査を行っておらず、区外の病院にて検査をしました。
新生児聴覚スクリーニング検査は専用の機器によって検査を行う必要があり、専門的な技術も必要であることから
病院では人手不足などの理由により実施していないところもあります。
私の友人にも聞いてみたところ母子手帳に聴覚検査について記入する欄についてすら知らず、
出産した病院でも行っていなかったため検査をしていない、知らなかったという人が多くいました。
新生児聴覚スクリーニング検査スクリーニング検査は生後1週間以内に実施するのが理想であり、
出産したあと5日程度入院が必要であるため、退院してからの対応ではやや遅く、
やはり出産病院での実施が望ましい状況にあります。
費用については、実費となり、私の場合は6.000円でしたが、
平均では、5.000円から高いと13.000円程度します。
費用負担もあることから、公費を投入することになれば、同時に周知も図られこのような聴覚検査があることが知っていただけることになると思います。
今回、練馬区で実施する新生児聴覚スクリーニング検査の公費負担の金額は一部負担となっており3.000円となっています。
平均額からみても全額の補助とはなりませんが、
この補助によって多くの新生児の聴覚検査の実施に繋がればいいと思っています。
聴覚検査によって早期発見された場合、適切な支援を迅速に行うことにより聴覚障害による音声言語発達等への影響を最小限に抑えることができます。
練馬区で実施する一部公費負担の対象については
平成31年4月1日以降に出生した新生児で検査当日に区に住民登録のある方となります。
これまで、区内はもちろん都内の産科医療機関での出産の際、新生児聴覚スクリーニング検査の実施をしている所としていないところがありましたが、平成31年4月以降、東京都は都内全域である区市町村で新生児聴覚スクリーニングを行うように通知が出されていることから、基本的には都内での出産の際には新生児聴覚スクリーニング検査の実施が可能となる運びです。
今回、議会内で提言してきた内容が実現化し大変うれしく思っております。
今後も出産しやすい・子育てしやすい練馬区となるよう活動を進めて参りたいと思います。