その後、調査がされ、結果が公表されました。先日のブログでもアップしておりますが、

大阪府の地震によって壁が倒壊し、女子生徒の命が奪われてしまうという事故を受けて、

会派として緊急要望を提出致しました。(詳細は下記リンク)

 

学校施設等および通学路におけるブロック塀等の安全点検実施を求める緊急要望をしてきました。

 

 

その後、調査がされ結果が公表されました。

6/19から区立小学校65校、区立中学校34校、区立幼稚園3園のブロック塀等と万年塀を対象に調査されました。

 

調査結果は、

・ブロック塀等が設置されている小学校は20校(32か所)、中学校7校(13か所)、幼稚園0園

 

・万年塀が設置されている小学校は2校(2か所)、中学校0校、幼稚園0園

 

・不適合ブロック塀等(高さ2.2m以上、控え壁なし、控え壁間隔3.4m以上)は、

小学校5校(6か所)、中学校1校(2か所)、幼稚園0園

 

・著しいひび割れや破損、傾斜が発生しているブロック塀等や万年塀は現在までに小学校、中学校、幼稚園ではありませんでした。

 

●早急に撤去や改修を要する学校は、小学校6校、中学校1校です。

工事は8月末までに完了予定です。

・道路沿いにある不適合ブロック塀等は6校8か所。

豊玉東小学校、開進第二小学校(2か所)、開進第四小学校、練馬第二小学校、大泉南小学校、豊玉中学校(2か所)

・道路沿いにある万年塀(2校2か所)

南町小学校、練馬第二小学校

 

 

・補強工事等がされており、当面は安全であるが、今後改善が必要な学校は小学校4校、中学校3校。

旭丘小学校、練馬第三小学校、大泉小学校、大泉第二小学校、中村中学校、上石神井中学校、大泉第二中学校

 

・改善が必要であるが、ブロック塀等が民有地と隣接しているため協議が必要な場所は小学校6校、中学校1校

豊玉小学校、練馬第二小学校、春日小学校、上石神井小学校、大泉学園緑小学校、南が丘小学校、田柄中学校

 

今後改善が必要な学校と民有地と隣接しており協議が必要な場所の学校については準備が整い次第改善のための工事が実施されます。

 

 

また、要望した通学路についての危険個所の確認調査については

区立小学校が指定する通学路におけるブロック塀等の危険個所を対象に調査されました。

結果は

危険なしが6校

各小学校における状況確認 59校907か所

区民からの情報 138か所

でした。

各学校の状況確認と区民の方からの情報提供の内容を精査し、危険個所を迂回する通学路の設定も検討されていくことになります。

 

要望では、学校のみならず保育所が児童館等の子育て関連施設も対象に調査するよう要望しており、

区立保育園(60園)、児童館(17館)、単独学童クラブ(63クラブ、小学校内学童クラブを含んでいます)、子ども家庭支援センター等(18か所)のブロック塀等と万年塀についても調査されました。

各施設の現状確認と建築職による現場確認を行い、

・道路沿いにある不適合ブロック塀のある施設は、上石神井小学童クラブ

・補強工事等がされており当面は安全であるが、今後改善が必要な施設は、西大泉ぴよぴよ

以上については準備が整い次第改善工事を行う予定です。

 

私立幼稚園(39園)、私立保育園(89園)のブロック塀等の調査については

私立幼稚園については東京都生活文化局からも同様の調査があり回答されていて、危険個所なし21園、不適合ブロック塀11園15か所、著しいひび割れや破損、傾斜のあるブロック塀等や万年塀は14園30か所

私立保育園については集計中です。

また、情報が更新されましたらブログでもアップしたいと思います。