4月に入って、麗潤館は最後の追い込みです。
京都の陶芸家森野彰人氏が京都芸大の教え子2人の御嬢さん方を引き連れて、
外タイルの貼り付けにいらしてくださいました。
モルタルの上に貼りますので、
安全を考えて、トタンを壁に固定して、
その上にタイルを貼ります。
事前に設計図を見ながら、トタンの構想を立てていらっしゃいます。
接着面を強くするために穴をいくつか空けてあります。
こんな高いところの作業です。
高所恐怖症の私には見ているだけで恐ろしいです。
作業を始めて、二日目の夕方に貼られたタイルです。
思わず引き込まれて建物に入りたくなるような、
ポコポコ、ポップなタイルをお願いしました。
毎日暗くなるまでの作業でした。
本当にありがとうございます。
そして、横浜からは木工作家の井上敦史氏が
事務所のテーブルの運び込み。
柱を挟み込みように、大子漆で仕上げられたテーブルです。
以前の柱です
ギャラリーでは、金唐紙の貼り付けです。
神奈川県秦野市から金唐紙研究所の池田和広氏が
泊まり込みで作業をしていただきました。
今回は錫箔と胡粉で仕上げていただきました。
貼り終えた後、満足そうな池田氏。
両サイドには拭き漆の床板が貼られます
その間、室内ではお掃除の真っ最中。
築50年、空き家になって10年の建物です。
特に手術室であった部屋は特に念入りにお掃除。
きれいになった後には皆様に工房の床タイルに絵を描いていただきました。
麗潤館にいらした方は是非ご参加ください。
明日のブログで、ご紹介させていただきます。
本日は、お掃除に忙しくて、写真を撮る暇がありませんでした。
すみません・・・