歴史に残る暗い思想

過去の未解決事件を捜査する特捜部Q。

今回は80年代に起きたナイトクラブの

マダム失踪事件。

だが同時期に数人の行方不明者がいることがわかる。

その失踪の裏にはある女性の悲愴な人生があった。

このシリーズはいつもですが今回は特に胸糞悪かった…!!

序盤、あるお金持ちの奥様が過去を暴かれ

夫に見捨てられるところから始まるのですが

すでにここから夫○ねと思いましたが・・・


もっともっと酷い人生がこの女性には

隠されていました。


デンマークに限ったことではないですが

とんでもない選民思想と

人権侵害とも言える不妊手術…

子供も産んでない私ですが

それでもこの状況には胸糞悪さが募ります。


しかもこの思想は現代にも

続こうとしていた。

かなりギリギリでデンマーク自体が

救われていたような気にもなりました。


そんな彼女の復讐劇は

正直無茶苦茶応援しちゃいましたが。


更生施設での女同士の騙し合いもきつい。


こんな目に遭ってきたのに

よくここまで這い上がってきたよと

思いました…


でも最後の最後に、悲しきどんでん返しが。


…どう考えても辛いお話でした。


胸糞○郎共はもっと酷い目に遭えと

思いましたけどね!


主人公たちは今回も色々重荷はあれど

彼らのやりとりはすごくホッとしました。


カールさんは情緒があっちこっちで

ちょっと可愛いし、

今回は特にアサドさんが頑張った!!

巻数を重ねるごとに有能になってますね。


ほんとに重苦しいけど・・・

面白いシリーズです。


次は海外ドラマ

エージェント・オブ・シールド

シーズン2 第3話

「氷の男」の感想です。


【特捜部Qシリーズ 過去感想】

特捜部Q 檻の中の女
特捜部Q キジ殺し

特捜部Q  Pからのメッセージ