ターニャはなぜターニャになったのか。

2013年の日本。合理性のみを重視した

冷静で冷酷なサラリーマンが、ある日リストラした男に

線路へと突き落とされた。

その瞬間、彼に話しかけたのは神なる者の存在だった。

しかし畏敬もなく合理性にしか興味のない男に、

神と自称する「存在X」は過酷な別世界へと転生させる。

 

 異世界転生であることはなんとなく分かってましたけどなかなか嫌な男性。

頑固というより徹底したリアリスト。

敬意も信心も無駄と切り捨てる。


それゆえに過酷な環境に

叩き込まれましたが…。

チート能力はもらってたんですね。


そして合理的に物事を考えた結果が

早急に志願兵になり出世する事。


野心バリバリなのに求める事は安楽な生活という

日本人らしくなくもやはり日本人らしい。

支配が目的ではなくあくまで自分の保身。


しかしその突き抜け感が嫌味ながら

美幼女の歪んだ笑顔とともに

独特の魅力があります。


決して臆病ではなく

言うだけのことはやってるわけで。

そして最年少で軍のエース。


スピード感ある空中戦と

両腕を吹き飛ばす無残な戦場の現実もあり

これは面白い。


先がめちゃくちゃ気になるアニメになりました!


次回 3話 神がそれを望まれる


次は映画。

土井裕泰監督 「罪の声」の感想です。



【幼女戦記 過去感想】

1話 ラインの悪魔