デヴィット・フィンチャーのドラマシリーズ。
1970年代。FBI捜査官ホールデンは
犯人との交渉を行っていたが、
犯罪者の心理が気にかかり、社会学の学生であった
恋人、デビーの勧めもあり社会心理学の世界へ。
そして行動捜査課のビルと出会うが…。
フォロワーさんのお勧めで視聴開始。
するまでフィンチャー作品とは知らなかったですが
1話から薄暗く、奥が深く根も深そうです。
まだまだ犯罪者の心理が無視され
とりあえず人質を助ければいいという
上司や同僚たちの大部分が意見する中、
主人公ホールデンの視点が
一人異端視されてる状態。
この、犯人とりあえず殺しとけば?
な感覚は今のアメリカにも
残ってるようですが…。
異常殺人、猟奇殺人を起こす思考は
理屈でも理解が難しいし、
その深淵は犯罪心理学が発展していっている
現代でも計り知れないかと思います。
その深淵にホールデンと、そしてビルは
どのように向き合っていくのか。
特にホールデンは真面目で真摯なので
この深淵を覗いたとき戻ることはできるのか…。
殺人の描写や犯人の心理と共に
捜査官たちの心の動きが楽しみになっていきそうです。
…辛そうですが…。
しかし講義に失敗してから
プールサイドでくつろぐ二人には
笑ってしまったww
次はアニメ
デュラララ!!×2 転 第20話
「口に蜜、心に針」の感想です。