今年も春の彼岸(3月17日~3月23日)を迎へる時節となりました。
彼岸の時だけでなく親族の先祖の霊を敬い、偲ぶ事もさることながら、同時に大自然と共生していることは日々の感謝です。
レイキの人生を初めて30数年、私は毎月一度は霊気療法の祖、臼井先生のお墓参りに訪ねてはお墓掃除をさせていただきます。
また、レイドウレイキを創業当初から見守っていただいた岩渕先生のご夫妻が眠る墓参りも年に何度かは訪ねて日々見守って下さる感謝を捧げに参ります。
ヒューマン&トラスト研究所のレイドウレイキ本部の春の彼岸の予定は既にご案内の通り
3月17日(日)瞑想会とレイキ実践会の開催です。
そして彼岸の中日の3月20日(春分の日)には臼井霊気療法学会が心の糧とされていた明治天皇の詠まれた125首をテーマにワークショップが開催されます。これからの霊気にご縁ある新時代の方々にもよりご理解いただける様に探求いたしましょう。
参加資格は第3段階以上の卒業生を対象としています。霊気探究の道を更に深く広く人生に活用して参りましょう。
話は変りますが、人生の目的とは何かとの問いに、鞍馬寺は「人間最高の目的は霊性を高めることである」と応答しています。
レイドウレイキ本部では写経会をふた月に一度開催して有志が集い般若心経を写経いたします。次回は4月6日に開催します。
その中にある「波羅密多」とはサンスクリット語の「パーラミター」を音写した語です。
写経の学びには「至彼岸}と訳されて、すなわち悟りの境地を表しています。
霊性を高めるための学びを一字一字を大切に自分自身の本質に響かせていくのです。
彼岸の時だけでなく、日々このような思いを胸に日々精進して、一日一日を大切に生きたいものであります。
霊気は宗教ではありませんが参考までに仏道の教えを書いておきましょう。
この現世にいながらも彼岸の至れるように「六波羅蜜」の6つの修行があると教えています。
布施(ふせ)波羅密 見返りを求めず、他人のために惜しみなく善行を施すこと
持戒(じかい)波羅密 戒律を守り、身を慎み、他人に迷惑をかけないこと
忍辱(にんにく)波羅密 身に起こる災いを受け容れ、耐え忍ぶこと
精進(しょうじん)波羅密 精心誠意努力を続けること
禅定(ぜんじょう)波羅密 常に静かな心を持ち、動揺しないこと
智慧(ちえ)波羅密 怒りや愚痴、貪りに捉われず、物事の真理を正しく見極めること
いつもありがとうございます。