一滴の水も天地のめぐみ 一粒の米も労苦のたまもの(鞍馬山日めくり)
乾ききった大地に降る雨音を聞くのは久しい感じがします、昨夜からの雨は天地の恵そのもの。
防災の準備を怠りなくしましょう、数日分の食料を備蓄してくだいさいと言っていたのがいつの間にか数か月分は必要だとメディアは伝えています。
毎日当たり前のように食べているものですら、不足してみてその有難みを知るものです。
豊かな生活に慣れすぎている現代人には水への感謝や食べ物への畏敬の念など全くと言ってもいいほど希薄となっているのではないだろうか?
命あるものをいただくとき「ありがとう、生きとし生けるあなたの尊い命をいただくとき、あなたの命の分も頑張って生きます」と鞍馬山は教えています。
食前観のことば「一滴の水も天地のめぐみ、一粒の米も労苦のたまもの 濃淡多少はとうところにあらず つつしみて食の功徳を念ぜん」感謝の言葉を添えて美味しくいただきたいものです。
健康に生きるのもまた同じです。
病気になって初めて健康の有難みを知るもの、病気は身体の内なる情報を伝えてくれる一つの出来事、ならば病気から健康になったら病気に教えてくれてありがとうの感謝を言えるだろうか?
とっとと・・・病気が治らないかと考えてはいないだろうか?!因なくして果をえることなしです。
レイキ療法は体治しの前に心癒しから始まる心身改善法なのですから、心していなければなりません。
健康になったら当たり前と思いなさんな、当たり前などどこにもない、毎日を感謝の心で生きることそれがレイキの道という生活術なのです。
生活とは生き生きといきる様、今日だけは志で一日一日を大切に生きたいものです。
第二段階研修の前にレイキ療法を受けに来てくださる方もいる、今日もまた良い一日でありますように祈念しております。