ゆきにたへ嵐にたへし後にこそ 松のくらゐも高く見えけれ (松)
底冷えのする昨夜は七草かゆで身体安めをして、心身ともに健康で今年も霊気道を精進していこうと夕飯にいただきました、これも日本の古き良き習慣です。
臼井霊気療法で活用される明治天皇の御製125首の中には松に関わる和歌があります。
やしないてなほも齢をたもたせむ 庭に千代ふる松のひともと (老松)
おりたちてとくうちはらへ枝よわき 小松のうへに行のつもれる (雪中松)
昨日の臼井先生墓所参拝では皆様の前でもご紹介した
あらし吹く世にも動くな人ごころ いはほに根ざす松のごとくに (厳上松)
これらは霊気の道を歩む私達に対して大きな教訓があるように思います。
海外ではこの明治天皇の御製がそれぞれのお国の言葉で紹介されています、スペインの申橋マスターから4カ国語で紹介されていることを知りました。
御製も明治天皇が読まれその当時の時代背景を感じながら、学術的にその和歌の真意を理解していくことは大切なことです。
霊気発祥の地に生きる日本人である、私達の方が御製に関してはこれまで無関心であったように感じます。
ご著名な先生がそれを解読して伝えれば、それが御製のスタンダードになって読まれるようになるのでしょう。
レイドウレイキはその当時を知る高齢の先人により、その和歌を分かりやすく解読した言葉で学び、その引用と霊気修養の道との関連性を校訓として、それぞれの人生に反映できるよう平易な言葉にして解説と指導をしております。
1月8日、新年を迎える松飾りも外され、今年も御縁ある同胞との出会いを楽しみに、気分一新して霊気道に専念致しましょう。