ゴールデンウィークも後半になりました。
家族孝行の親たちが、疲れ果てて寝ている姿を通勤の車中で多く見受けます。
ヒーラーの私も時として連日のセミナーで疲れを感じる時があります。
誠にヒーラーの不養生に気をつけなくてはいけません。
レイキヒーラーの資本は健康なからだとこころで爽やかに日々を過ごしてこそ勤まるもの、忙しいからと無理をして体も心もボロボロにしていては、健全な波動を提供する通路にはなれません。
だからこそヒーラーは自己管理がとても大切なのです。
ヒーラーと言う仕事はいまだに社会認知を受けているわけではありません。
レイキヒーラーの養成を学び、自立をしたとしても事業としての安定や保証があるわけではありません、ましてや世の中からの見られ方もいろいろあるわけです。
職業の自由と言う観点から経験もない多くのレイキヒーラーが独立自営される方がおいでになりますが、現実の厳しさの前に継続できない教室もあるようです。
余程のレイキへの強い意志がなければ、レイキヒーラーとしてあり続けることは大変厳しいのではないでしょうか。
レイキを学んだものの分からない事に遭遇しても、一昔前はそれに答えてくれるところも師もいませんでした。
現在では御著名な先生方の登場で質問にお答えいただけるようになりましたが。
有り難い事でなんと素晴らしい事ではありませんか。
以前、レイキワンヒーリング協会をやっていたとき私も多くのレイキに対する質問や問題を受けお答えしていた経験がありました。
レイキの健全普及を願う一心からでしたが、その質問の多さにはヒーラーである本来の仕事に支障が出るくらいで、一つ一つ応答していく事は大変なストレスが重く圧し掛かってきたものです。
レイキにもいろいろな考え方もやり方指導方法もあるものです!!!
学んだ先生との交流を取るように指導しても、結局は指導受けた先生が分からないと言っているとケースがどれほどあったことか?
この経験は貴重でしたが、その行動結果は自分自身の不養生で体調に影響が出てしまいました。
レイキヒーラーとして何たる不名誉でしょう、心身不調和の苦い体験でした!
これが因となり宗派を問わず始めたレイキワンは解散したのです。
以来、この学びから私は自らの足元を照らす事の大切さを身にしみて気付き自教室の皆さんの質問を共有して、単に応える事ばかりに専念するのではなく、ご自身の内側からの導きを大事にする姿勢を基調とするように勤めるようになりました。
この効果が現れたのでしょうか、近年レイドウレイキのマスターは独立後もしっかり地に足の付いた存在となり、それぞれが堂々と活動できるようになりました。
あの体験から長い年月が掛かりましたが、レイキワンは「幸力の会」として私たちの出来る事を私たちからはじめると言う理念を大輪の花のように全国で咲き開こうとしています。
一人一人等身大のヒーラーでいましょう、そして輝きましょう。
レイキヒーラーとして自らを高めるのはレイキとともに生き修養練磨を生活の中で積み上げる事の境地を体得し、これからも関わる皆さんとレイキの醍醐味を分かち合いたいと思います。