久しぶりの雨で温度も下がり、風邪気味の方が増えているようです。
元気に過ごす人でさえそうなのですから、病気療養中の皆さんにとっては体調維持はなかなか難しい季節と言えるのかもしれません。
早いもので11月を迎えると、一年前となりますが私の母はすい臓がんで他界しました。
丁度この頃には、連日仕事の合間を見ては母の病室に見舞いを続けたことが思い出されます、連日の話の話題は帰り道に携帯に書き込んであり良い思いでです。
病室で横になる母にヒーリングをしながら、昔話に花を咲かせていました。
話をするのが唯一の楽しみで母の話に耳を傾けました、母には病気の名称は伝えませんでしたが「すい臓がん」であることは既に分かっていたようです。
再発したら「延命治療」はしないでね!と云った言葉が残されていました。
「癌は死の準備ができる病気だね」と・・小声で云った母の言葉はいまも胸に残ります、掌を母の体において昔話をしていました。
あんたの手は温かいね、まるで仏様の手だねとしみじみと云う母。
母からいただいた、私には大切な言葉の贈り物でした。
人が最期に欲するものは「ぬくもり」と母からの学びでした。
愛別離苦、愛する家族の別離は辛い悲しみです。
私の門下生の家族でもお父さんやお母さんが大病で緊急入院している友がいます、
またレイキを勉強した友が末期の癌で闘病しています。
レイキを代替医療として捉えるには、死と言うゴールも学ばなければなりません。
そこから「生かされている」この瞬間瞬間を大切に過ごしていくのです。
レイドウレイキはレイキを科学的に、そして精神的の両面を考察しながら探求していく必要性があると認識し,予防・相補・代替の分野に貢献します。
関わる関係者の「尊い命を全うすること」を援助していきます。
そして人間の役割を終えたら光の世界に還れる、お見送りもしてあげなければなりません。
我々は光の存在、人間の世界に修行に来ました、死の瞬間、今までお借りした小宇宙をお返しして大いなる光の世界に還っていかねばなりません。
今と言う「この瞬間を」大切に過ごしましょう。
レイドウレイキは人生に後悔なく、この世を終えるときは「いい人生だった、ありがとう」といえる生き方の探究をしています。