昨日はお彼岸でした。
母が他界して、初めての彼岸ですが長野の菩提寺はまだ残雪があるそうで墓にはまだ入れません。
母の懐かしい写真を見ながら、彼岸のひと時を過ごしました。
お彼岸って何ですか?と若いレイキヒーラーに質問されそうなので、ブログに書き込んでおきましょう。
サンスクリット語の「パラーミター」(波羅蜜多)を訳した言葉が「到彼岸」つまり彼岸となったのです。
彼岸に到達すると意味すれば良いのではないでしょうか。
彼岸とは即ち悟りの世界です、迷いの多い苦悩に満ちた現世(こちらの岸)から
極楽浄土のあちらの世界に渡る尊い日でもあります。
仏教には極楽浄土に向かう為には六波羅蜜の教えがあります。
「布施」他の人への施しをしなさい
「持戒」戒を守り日々反省を怠らない
「忍辱」不平不満を言わないで忍耐すること
「精進」精進努力をすること
「禅定」こころを安定させること
「智慧」真実を見る智慧を働かせること
日本では春秋の二回御先祖の墓に参り感謝と冥福を祈りましょうと言う行事です。その日は上記の六波羅蜜の実践に日なのです。
と言うことはレイキヒーラーである私たちはこの思いを毎日行なっているいるという事なのではないでしょうか?
お彼岸の日だけではなく毎日がそのように生きていますというべきなのでしょう。
臼井先生の墓前で、私はそう感じました。
さぁ「暑さ寒さも彼岸まで」いい季節の到来です。
最後に智慧を一つ教えましょう。
西方浄土の夕陽を拝むと功徳があると言われます、幸いにもセンターの大きな窓は西側に位置しています。
両手を広げて一杯功徳の夕陽をいただいて、今日も元気に過ごしましょう。