そこに愛があったから | つれづれ気ままな虹色ブログ

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買い物の途中でカフェに入り

ほっとひと息ついていると

隣のテーブルから

会話が聞こえてきました。

 

40代と思しき母親と二十歳前後らしき娘

話題はひたすら「パパに関すること」

 

・ママも働いているのに

パパは家事に全然協力しないよね

・私(娘)のこと全然 信用してないしさ

・自分の親には頻繁に会いに行くのに

ママの親には会いたがらないし

・本当にわがままな人だよね

・ママはなんであんな人と結婚したの?

などなどなど

 

こういう類の話を耳にするのは

例え知らない人のことであっても

気分のいいものではない

 

けれど不思議と 

この二人の会話には いやな感じがなく

むしろ面白くて つい聞き入ってしまう私

(盗み聞きのつもりはないですが

聞こえてくるんです…)

 

なぜだろうと考えて

すぐにわかった


そうか 

彼女たちには愛があるからだ


もしかしたら本人たちも

気づいていないかもしれないけど

なんだかんだ言いながらも

パパを大切に思うエネルギーが

ふんわり伝わってくる


言っていることと

心の中の真実に乖離があると

聞いている側も発する側にも

ストレスを与えることがある


けれど こういう矛盾は

微笑ましいなと思いながら

私は彼女たちより先に

席を立ちました。


きっと最後は

「今日の夕飯は 

パパが好きな○○にしようか。」

とか言いながら

帰っていったんじゃないかな