とあるお寺の 宿坊というものに
夫と一緒に 初めて泊まりました。
宿泊したお部屋には
テレビがあり WIFIも使えましたが
あえて外の情報からは離れて
きれいに手入れされたお庭を眺めたり
写経をしたり
丁寧につくられた精進料理をいただいたり
早々に床について ぐっすり眠った翌日は
朝のお勤めに参加させていただき
読経をして瞑想をしました。
お堂の外では
ミソサザイの澄んだ鳴き声が聞こえて
清々しい幸せで 胸がいっぱいになり
頭で考えすぎないで
心だよ 心が中心だよ
どこかから そんなメッセージが
降りてきたような
そのうちに
思いどおりにならない現実が
遠い世界の
小さな架空の出来事に思えてきて
私の世界は
最初から私の中にしかなかったことが
すとんと 入ってきました。
そういえば 昨夜の写経で
最後に「願意」を書くところがあり
何を書いてもいいですよ と言われたものの
私はいつもの癖で
誰かに見られても恥ずかしくないよう
家族の健康 とか
幸せ というようなことを書きました。
筆を置いて 夫のものを見ると
「無事故 無違反」
そして
「人生楽しく!」
彼らしくて笑えましたが
確かにそれ、大事
晴れた日も 嵐の日も 何があっても
人生を楽しまないと