仕事復帰 | 結婚準備&脊髄腫瘍日記

結婚準備&脊髄腫瘍日記

40過ぎて結婚しました。
入籍しましたが、結婚式はこれから。
本格的に準備をはじめようとしたところで、
長年患った腰痛の正体が、脊髄腫瘍(神経鞘腫)であることがわかりました。

10年前につけてたブログの続きに書くので、
前の記事との整合性はありません。

2カ月近く更新が空いてしまった。

前回の更新時には、美容室に行くことも不安に思っていたけど、
今はもう仕事も通常モードでやっている。

11月17日、退院後2カ月の診察時に、
「足が痛いんだって?!」とN先生が驚いていて、
窮状を訴えたけど、

・その痛みは神経障害性疼痛。
・1年くらいかけて痛みは徐々に治まると思う。
・つま先立ちができるようになるのも、時間がかかる。最悪戻らないかも。
・術後、たとえば幻脚痛のように、神経が錯誤してそのような痛みが出ることはあるけれど、
 もっと経過してから出る。
・同様の手術をした人で、この段階で足が痛いと言っているのは聞いたことがない。
・手術しなければ下半身麻痺になったわけだから、手術しない選択肢はなかった。
 受け入れて。
・仕事も復帰してよい。

とのこと。
ちょっと痛かったな、心が。
突き放された気分になった。
先生にそんなつもりはないのだろうけれど。

この痛みの原因は分からないし、「聞いたことない」。
最悪、つま先立ちの筋力は戻らないかもしれない。
要は、一生走れないかもしれない。


11月25日、会社産業医との面談を経て、26日から職場復帰。

健康管理センターの方の表現をかりれば「仏のような上司」からの
「私傷病による休暇が3カ月を超えると短時間勤務制度が使える。
 (あえて出社を急がず、)26日からの出勤にして、短時間勤務にしては」
との優しい言葉に甘え、最初は5時間勤務から開始し、1週間ごとに1時間ずつ
伸ばしていった。

5時間。。。10時出社でも15時退社。
「いくらなんでも短いんじゃ・・・」

と思ったけど、家に帰るとしばらくソファでぐったり。

短時間勤務とはいえ、1週間に4時間分の当番業務を外してくれたけど、
それ以外の業務は以前どおり。
集中してこなしても、当然終わらない。
終わらないけど、見ないふりして帰る。どんどん後回し。
仕事の優先順位付けに注意を払う。


出社から3週間目くらいが一番辛かったかな。
朝起きると体が尋常じゃなくだるい。

帰りにスーパーで買い物して、しばらくソファで休んで、
食事の支度して、でも主人が帰ってくるのは21時過ぎで、
私が寝れるのは23時すぎる。

それまで実家で上げ膳据え膳、20時にはベッドに入っていた生活から一転。
しばらく自宅で食事のしたくや家事をして、遅く寝る練習はしてたけど、
当然仕事とは全く違う。

それでも主人が食事不要な日は、さっさと21時に寝てたけど、なぜか3時30分か4時30分に
目が覚めて、そこからはよく眠れない日々。

先週、再度産業医との面談。
「何時に寝て、起床してますか?」
「よく眠れてます?」
と。

私の起床時間の2時間前に目が覚めて・・・の症状は、適応障害の症状だと。

元の職場とはいえ、短時間で業務をこなそうとしているから、常に仕事のことを
考えてしまっているからだと言われた。

いやいや、そんなことはない・・・
私、家でも仕事のこと考えるタイプじゃない。

人間は眠る「量」を確保しなければならない。時間だけでなく、深さも重要。
私は時間の確保はできていても、深さが足りてない。

深い眠りを得るためには、家に帰ったら仕事のことは考えず、
就寝6時間前からカフェインの含まれるコーヒーや紅茶、日本茶は夕方から飲まない。
飲みたいときはカモミールティーがいい、とのアドバイス。

適応障害は大げさにしても、5時30分or6時30分起床する私の生活からすると、
本当にちょうど2時間前に目が覚めているという症状はあってる。


主人に「疲れが取れない。朝とてもだるい。」と訴えたところ
「ご飯作らなくていいよ」との言葉!

超意外。


それまで、職場に無理言って短時間勤務にしてもらってるのに、家に帰って食事の支度して、
主人を待っている自分に矛盾を感じてた。

職場の人も協力して早く帰らせてくれているのに、早く帰った私は家の仕事=家事をして、
家族はいつもと変わらないって、それでいいのかと。
だったらもう少し勤務時間延ばして、家での家事時間を短くして早く寝るべきでは、と。

職場の人に申し訳ないと思っていたし、正直、なんで主人は協力してくれないの?と
疑問にも思ってた。

主人は、私が辛いと思っていることに気づいていなかったのかも。

それから食事の支度をしなくてよくなり、帰宅後はさっさと自分の食事を済ませて
毎日21時すぎに就寝。

夕方からお茶の類はとらず、カモミールティーを飲んでねてた。

そうしたら、見事に目覚ましなるまで寝ることができ、
先週末土曜日にお昼まで寝てたら、いつもの体のだるさが消えていた。