ちょっと重たい話です。
12月7日は私のお兄ちゃんの命日でした。
22年前に22歳で亡くなりました。
私の8歳上です。
私はすごく、ほんと引くぐらいブラコンで、彼女が出来ても部屋に二人きりにさせなかったり、外食しても私は必ず兄の横に座ったり。
(今思えば、兄ちゃんにも彼女にも悪いことしたなぁと反省!笑)
兄は地元から電車で1時間半くらい離れた街で教師をしていました。
後から聞いた話ですが、激務だったそうです。
いわゆる過労死ってやつです。
激務だったことも知らない私は、毎週兄に帰って来るように泣きつきました。分かった、帰るよって言ってくれるまで。
22年前の12月3日に最後に会いました。
その時、「今度帰って来る時は、結婚したいと思っている人を連れてきたいんや。絶対にれいなも気にいるから!」と言われたけど、絶対に嫌や!そんな人を連れて来ないで!と言いました。
これは後から聞いた話ですが、兄は彼女に、妹に理解してもらわないと…と言ってくれていたそうです。
次に帰る予定が12月7日でした。
どうして毎週帰って来いなんて言ったのか。
疲れている上に毎週末帰るのがどれだけ大変だったのか。もし私がそんな無茶を言わなければ…。
最後に会った時も、結婚相手に会うって言ってあげれば良かった…。
後悔しても後悔してもしきれません。
時が解決してくれると思っていますが、なかなかです。
22年経った今でも、後悔と寂しさが押し寄せてきます。
息子が出来て、子供を失った気持ちを考えると、母に対しても何というか、申し訳ないという気持ちも出てきました。
毎年の事ですが、命日の亡くなった時刻までは母と一緒に過ごす事にしています。
今日は母とお墓に行き、その後ランチに行ったり買い物などに行きながらたくさん兄の思い出話しをしました。
会いたいです。
夢でもいいから、会いたいです。