勉強 3時間半
睡眠 10時間
最近、ずっと考えている。
我が子は昔から、自分の中にしっかりとした判断基準を持っている。
トップ校受験を目指したのも、
塾を選んだのも、
その他のさまざまな選択も、
いつも自分で考え、自分で決めてきた。
そして今も、
「この道に進みたい」
「こうなりたい」
というゴールがはっきり見えている。
だからこそ迷う。
そんな子に、親である私がアドバイスをする必要はあるのだろうか。
親としては、どうしても「押さえ」を作っておいた方がいいように思ってしまう。
もし第一志望が叶わなかったら。
もちろん、そのために努力した時間や経験が無駄になるとは思っていない。
それでも、滑り止めがあった方が安心ではないかと思うのだ。
けれど本人は言う。
「もしダメでも、この道順でゴールに向かうから大丈夫。」
その言葉を聞くと、頼もしく感じる。
一方で、
まだ世の中を知らないから言えるのではないか。
本当の挫折を経験していないからそう思えるのではないか。
そんな気持ちも湧いてくる。
でもまた別の考えも頭をよぎる。
親の役目とは何だろう。
子どもが一人で生きていく力を育てること。
巣立つとき、自分の頭で考え、自分で進む道を選べるようにすること。
そう考えると、
もしかしたら我が子は、すでにその力を身につけているのかもしれない。
だとしたら、
私が不安を理由に口を出すことの方が、
かえって成長の妨げになるのだろうか。
受験において、自走できる子どもに対して、
親は何を言うのが正解なのだろう。
背中を押すべきなのか。
リスクを伝えるべきなのか。
ただ見守るべきなのか。
きっと正解なんてない。
それでも私は今日も考えてしまう。
「信じて任せること」と
「親として備えさせること」の間で。
その答えを探しながら、
子どもの成長を見つめている。