勉強したら給料が上がる⁉ | リハビリ屋のブログ

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仕事(理学療法士)関係のこと、リハビリ屋で行っている研修会のこと、そして趣味(車、バイク、スポーツ)のことを適当に書いています。気が向いたときに更新してます。以前にこちらで書いていたボクシング系フィットネスのジムに関係することは別のblogに書いています。

こんにちは。

リハビリ屋勉強会の冨永です。

 

勉強会に参加したら給料が上がりますか?

これ、時々聞かれます。

この質問に対しては、良い答えを持っていません。

ファッション雑誌を買っていれば、おしゃれに見られたり、センスが磨かれる人もいるでしょう。デザイナーやモデルになって活躍する人も。

 

勉強会に参加することで、知識が身に付き、治療技術が身に付き、治療効果も高まると思います。医療事故などのリスクも最小に抑えることげできる結果、給料が上がる人もいるかもしれません。でも確実ではありません、勉強してる人でもリストラにあう方もいます。

例えば、医療点数はベテランも新人さんも同じです、経営サイドから考えれば人件費は押さえたい。理学療法が科学だけならば、誰がやっても同じ結果になります。それなら高い人件費は払いたくないという考えが出てもおかしくない。

 

勉強会に参加し始めのセラピストさんには「どこにアプローチしたら改善しますか?」と聞いてくる方がいます。

介入したら良くなるポイントを知りたいのでしょう。

どこに介入すれば良くなるのかは、「ここが関係してる」という予想「多分ここだよね。」というポイントに行きつく知識をどれだけ身につけてきたかという経験から「ここにアプローチしよう。」という考えが導き出されてくるのではないかと思います。

この部分が理学療法のアートと呼ばれるところかなと思います。

理学療法はアート&サイエンスだという定義を学んだ時にどういう事だろうと思いました。

外国人セラピストのワークショップに参加した時にデモンストレーションの後、「どうですか?これが私のアートです。」と言われました。

インスタントラーメンを同じように作っても微妙に違うのアート。という風に捉えています。インスタントラーメン(の調理法)が化学で実際の調理がアート?

難しいですね、ただこの積み重ねは、患者様や職場での信頼に繫がって行くのではないかと思っています。

結構楽しいですよ勉強会。「ここが関係してる?」と「多分ココ」を身につけに来ませんか?結果、「ここにアプローチしよう」が身に付いていくと世界が広がっていきますよ。