佐渡国際トライアスロン大会を完走を目指すにあたり
完走を目指す私のようなトライアスリートにとっては最後の数分間も重要になる.
つまり,トランジションも円滑にすることで
タイムロスを防ぐことができる.
私は何も知らないで参加した2022年大会を教訓に
2023年大会の対策が大いに功を奏した.
私のような,整理整頓が苦手,物を探すのが苦手な選手には大いに有用になると思う.
佐渡国際トライアスロン大会の特徴は,T1 T2ともにトランジションエリアが全て共通であるということである.
これは非常に便利であり,
スイムスタート・フィニッシュ
バイクスタート・フィニッシュ
ランスタート・フィニッシュ
が全て同一である.これはある意味,とてもありがたいことだし,便利だし,佐渡国際トライアスロン大会の醍醐味でもある.
2023年はトランジットエリアの写真撮影が禁止されていたので,2022年の時の写真を示すとこんな感じ.
自分のエリアにいわゆる,ミカン籠と言われるようなオレンジの籠があり,ここに全ての物を入れることになる.
私は2022年全部の物をここに入れたので,スイムが上がってウエットスーツを入れたりしたら,他の物は濡れるし
日焼け止めとか食料品などを探すのも大変だし
ランはランで,私はバイク中レーパンを履くので,レーパンを脱いでランニングパンツに変えて,日焼け止めを塗ったり,帽子を探したりと大変であった.この籠の中から探すのは,私のような整理整頓が出来ない人には大変なのだ.
なので,今回はこのような対策を行った.
これは,バラモンキングのトラバックになっているが,実際に佐渡国際トライアスロン大会で使ったものである.
スイム用,バイク用,ラン用に全て分けてパッキングしている.
しかもこれは自宅にいる時にパッキングしている.
まず,準備の段階でしっかり分けているので,まず忘れる事がないこと.
しっかりチェックリストを用いながらパッキングするので,パッキング忘れも無いし,何より荷物が多い宿泊所で物を広げる必要もない.
当日はこの3つのトラバックを大きな袋に詰めて会場入りした.
まずスイムのバックにはスイムに必要なものを入れているので,スイムスタートの時には空になる.なので,スイムから上がればこのトラバックにウエットスーツを入れれば,他の物は濡れずに済む.
バイクのトラバックからサイクルジャージ,靴下,シューズなどを出して装備するので,T1でも探す手間が省ける
ランスタートも同様で,私はレーパンを着替えるから,このランのトラバックをもって更衣室に行くだけである.
この方法は,完走を目指すレベルのトライアスリートにおススメである.
あと,大事な事は写真の下に映っている自転車カバーである.
私は100円ショップで2枚買っている.この2枚がコツ.1枚ではトライアスロン用のバイクでは収まらない.しっかりホイール,コンポーネント,なによりチェーンを守るためには前後被せるように2枚準備しておくのがよいと思っている.
たがたが200円+TAXである.あと固定にはこれまた百均の大きめの洗濯ばさみがお勧めである.
よく養生テープでバイクカバーを固定しているのを見るが,風が強いとまず外れる.養生テープだと固定性が弱く正直意味がなくなる事が多い.
私は今までこの洗濯ばさみ攻撃で,バイクカバーが外れた経験がない.
ロングのトライアスロンにおいては,バイク預託が当日ではなく,前日になることが多いので,よく雨に降られる.
私が戦った2022年,2023年のロングトライアスロンにおいて,前日・当日雨が降りバイクカバーに助けられたのは
2022年佐渡国際トライアスロン大会(前日雨)
2023年全日本トライアスロン宮古島大会(前日雨)
2023年五島長崎国際トライアスロン通称バラモンキング(当日雨)
と結構な頻度で雨に遭遇する.
チェーンのオイルを守るためにも,是非バイクカバーは準備したいし,洗濯ばさみをお勧めする.
佐渡国際トライアスロン大会
やはりトランジションをみても,良い大会だ.
全てが同一の場所.バイクも佐渡島1周と壮大な冒険に出るような気分にもなり,また一周することで帰ってきたと思える大会.
それだけに荷物が一か所に集中し,対策が必要になる.
私のコツを,活かしてくれる人がいれば,幸せである.
私は2024年はIRONMANみなみ北海道にエントリーしているため,2024年は佐渡国際トライアスロン大会に出ることが出来ない.
2024年佐渡国際トライアスロン大会に出るトライアスリートの完走の役に立てば
これほど嬉しい事はない.
2024年佐渡国際トライアスロン大会に出場する近い未来のトライアスリートの健闘を祈っている.