2023 佐渡国際トライアスロン大会 完走への考察と感想を込めた観想 3 バイク輸送問題 | リハビリテーション魂 ~リハビリテーション医の戦うブログ~

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滋賀県でリハビリテーション医師をしているリハ魂です.
第5波が沈静化するまで,新型コロナウイルスの最前線と感染制御の仕事をしていましたが,現在はリハビリテーション医に戻り,日々奮闘しています.
日々の思いとを綴ります.

元旦を迎え,急に能登半島地震が生じ,多くの方に大変な事態となったことを案じています.

また同時に新潟も被害を受けた様子で,佐渡の事も離島だけに同じく案じております.

そんな中で,今こうして私は仕事や鍛錬が出来る事を感謝しなくてはいけないし

またいつどうなるか分からない状況の中で,今できる事を再確認して,過ごしています.

 

そうしている上でも,日は流れていく.

我々トレイアスリートも出来る事を粛々とやる.ただ継続する.

これからも,日々頑張ろうと思っています.

 

佐渡国際トライアスロン大会を2023年に終え,バイク輸送に関して思う事があり,記載していこうと思います.

 

3 バイク輸送問題

 

佐渡にバイクを輸送するには,自力で輪行するか,事前に輸送を依頼するかに分かれます.

2022年は,バイクを輪行して運びました.

ただ2023年のバラモンキングは飛行機利用では輪行禁止でしたので,事前にヤマト運輸(ヤマトコンビニエンス)に依頼し配送しましたが,その時の対応が非常に良かったこと,また移動がかなり楽であったことから佐渡国際トライアスロン大会においても,バイク輸送を計画することにしました.

ちょうど,佐渡国際トライアスロン大会ホームページにて,バイク輸送を佐渡汽船が行ってくれる案内があり,今回はそれを利用する事に致しました.

佐川急便と提携している模様で,関西から佐渡の宿泊所まで往復で計 10,060円 であり,自宅まで集荷してくれるサービスでした.

値段もバラモンキングの時の約半額と,かなり安い事もあり,利用する事に致しました.

行きは全く問題なく,ホテルまで宅配されていました.

ただ問題は帰りでした.自転車をケースに詰めて,宿泊しているホテルに預けて集荷を依頼し,約1週間後に自宅に届いたのですが,

残念な事も生じていました.

ケースの外装をを見てみると...

何やら穴が空いています.

中を開封すると

ホイールケースにも同じように穴が空いています.どうやら出っ張っているホイールのハブ部分の部分が抜けている模様.

もちろんクイックリリースは外している状況.

さらによくみると

残念な事に,ケースにも穴が空いていた....

残念.

おそらく横方向に衝撃が繰り返し当たっていたのでしょう...

ヤマト運輸(ヤマトコンビニエンス)の場合にはケースの周りにしっかり通称プチプチで養生してくれるくらい丁寧でしたが,

残念ながら今回は養生もなくこのような結果になりました.

ここからは私の個人的な推測になります.

佐渡汽船が運ぶことから,当然のことながら輸送は船便とトラックとの運搬になるはず.

ひとつの課題は,船便でも揺れは当然生じるだろう.そうなると隣のケースなどと衝撃が加わることは当然の事.

バイクケース,ホイールケースに穴が空く程度の衝撃が繰り返し当たっていたために,それなりの外力が加わっていたはず.

私のフレームはクロモリロードバイクなので,フレームは問題ないとしても,ホイールやコンポーネントなどは破損のリスクが伴うことが改めて分かった.

となると

予防するためには,やはりある程度大変でも,バイク輸送を輪行したほうが良さそうだ.疲れますけど.

 

新潟港から佐渡 両津港に行くときは,バイクを輪行するとなると カーフェリー便しか選択肢はない.

ジェットフォイル便では輪行はできない.

その点は注意点だろう.また,飛行機を利用する場合,新潟空港から新潟港に向かう公共交通機関は無く,原則タクシー利用となる.その間約3000円かかるので,往復で約6000円タクシー代がかかることになる.

もし輪行しない場合は

シャトルバスも出ているが小さなミニバンなので即行で予約が売り切れるために,まず乗り込むことは困難.

新潟空港→JR新潟駅→新潟港とバスで乗り継ぐ方法もあるし

2023年で私が行ったのは新潟空港からバスで  新潟交通・E22系統・新潟駅前行 に乗っていく方法もある.(帰りはE22系統・新潟空港行き)

これだと料金は470円で行けるが...問題は最寄りのバス停が宮浦中学校前となる

バス停から佐渡汽船の新潟港まで約1.4㎞あるのだ.

トライアスリートあるあるであるが,たかだか1.4㎞の距離ではある.

私は当然のことながら,歩いて,一部は走って移動した.そんなには時間はかからないが,荷物を背負ってであるので,おススメはできない.当然,そのバスを利用してバス停で降りたトライアスリートは私一人であった.

あくまで選択肢として,紹介しておく.

ただ,トライアスリートなら,1.4㎞の距離は,そんなに大変ではない事も記載しておく.アップダウンもほぼ無い.

 

最後にまとめると

1)佐渡汽船のバイク輸送は自宅まで集荷してくれるし,非常に楽であるが,フェリー便でもあり揺れるのであろう,それなりの衝撃がケースに加わる事がリスク

2)佐渡汽船のバイク輸送は安い.おそらく飛行機に載せて輪行する時には,追加料金も必要になるし,そもそもタクシー代が高額であるので,実はバイク輸送をしてバスで移動すれば,輪行してタクシーで移動するのと,それほど値段は変わらない.

これをどう考えるか.

普通は,バイク輸送なんだろうな....でも私は次から輪行しそうです.重いけど.

 

2024年も佐渡国際トライアスロン大会に申し込むつもりでしたが,2024年はIRONMANみなみ北海道にエントリーしたために,佐渡国際トライアスロン大会は今回はスキップ.

ただ素晴らしい大会だけに,やはり佐渡国際トライアスロン大会にはこれからも出ていきたい.正直,Aタイプに何歳まで挑戦できるか分からないけれど,出来る限りもがき続けたい.