娘と二人でお墓参りに行った。
せっせとお墓を拭いて、水を替えて、花をお供えして、3歳の娘は手際よく手伝ってくれて、大分助かった。
「このお墓に誰がいるの?」
娘が笑顔で私に聞いた。
「ママのおじいちゃんだよ」
私も笑顔で答えた。
すると、娘の顔つきが変わった。
「じゃぁ〇〇(娘の名前)のじぃじも死ぬの?もう死んだの?」泣きそうな顔で聞いてきた。
朝会ったばっかだろ!と心で突っ込みながらも
死んだら悲しいとか、もう分かるんだ。
死んだら、お墓に入るっていうのは分かってるのか…
なんか不思議!と思いながらも、この話題は真面目に返してあげようと
「〇〇のじぃじは生きてるし、まだ死なないよ」と優しく答えてあげた。
なのに、今度はイラッとした様子で聞いてきた
「でも、いつかはじぃじも死ぬんでしょ?みんな先に死んじゃって〇〇1人になっちゃうの?そうしたらどうするの?なんでみんな死んじゃうの?」
私、言葉を失いました。
3歳9カ月の娘相手に、固まってしまいました。
パニックな心の独り言→
「…こいつは誰!?私の知ってる娘じゃないんだけど!?てか、なんでそんなこと考えるんだ!?なんで死ぬか!?そんなん知るか!てか、どうしよ。なんか答えなきゃ…生命や生きるとは死ぬとはみたいな哲学的な話を3歳児とするってこと?それとも天使とか出して、メルヘン路線?いや、多分バカにされる空気だろ、それ。真剣に返すか…なんで年寄りから先に死ぬとかって分かってるんだ…。どうしよ…てか、怖すぎるよ!!大体、3歳の育児書にこんな質問を受けますなんて書いてなかったよ!」
まるで、先生に怒られた小学生みたいなテンションで、私は娘に説明した。
「いつか、死ぬけど、それは仕様がない事で、〇〇もママもおばぁちゃんになったら死んじゃうし。でも、今はみんな元気だし!まだまだ死なないからそんな事考えなくていいよ」
娘は少し考えて、
「じゃぁ何歳からおばぁちゃんなの?〇〇はあと何日寝たらおばぁちゃんになるの?ばぁばはおばぁちゃんなのに、まだ死なないの?もうすぐ死ぬの?あとどれくらい寝たら死ぬの?」
真夏の、墓場で、汗をダラダラかきながら、まさかこんなに頭も使う事になるなんて思いもしなかった。
「とにかく、元気な人はおばぁちゃんでも死なないの!みんな元気だから大丈夫!ご飯食べにいこう!」
…分かってます。質問に答えてないことも、食べ物で釣ってる最低な母親だってことも。
でもね!?こんな難しい質問受けるのはまだまだ先の事だと思ってたよ!
まさか、3歳で「死」というものを大まかにでも理解して、怖がり、疑問に思う。なんて思いもしなかったよ!
そのあとも、ずーと「死」への質問は続き、途中で諦め「ママは知らん!大人になったら自分で調べな!」と丸投げするっていう…。
娘は、以外と「そっか、分からないならしようがないね」と大人な反応だったけど(笑)
人は何故死ぬのか…
生きてるから死ぬ…
では、何故生きるのか…
これは正解の答えなんてなくない?
アホな私は、賢い娘がとっても怖い。
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