H子さんの話によると、「文句を言わずに、家の事をちょこっとやってくれて、夜私を満足させてくれて、私に忠実ならそれでいい。」らしい。
家賃から生活費から全てをH子さんが負担してるので、例え、仕事飲みで朝帰りしようが、泥酔して暴れようが、文句ひとつ言わない。
H子さんに捨てられたら、彼はホームレスになるしかないので、捨てられないように、健気に夜は頑張るらしい。
ちなみにH子さんはかなりの肉食系女子で、杉本彩かH子かってくらいエロい。
だから、彼女からしたら理想の彼氏だそうで、そのどうしようもないとこに堪らなく欲情する。と、凡人には理解できない事を語った。
しかも、ヒモ男は以外と需要がある!と高々と叫ばれたので、まるで怪談でも聞くテンションで私は聞いてみた。
「何故ですか?文句も言わずに家事をやってくれて、肉食系の真面目でいい人だっていますよ」私は少しイラついてた。憧れの先輩の彼氏がクズ。
憧れの先輩の彼氏は、彼女につりあう素敵な人じゃなきゃ…
勝手にそう思ってムカついた。
今頃、ヒモ男はH子さんが必死に稼いだ原稿料でパチンコやってるのかな…
考えれば考えるほど、意味がわからなくなる。
混乱して黙ってるとH子さんは、タバコを揉み消して言った。
「私が幸せを感じるポイントが人とは違うだけで、幸せな事に変わりはないのよ」
子供をあやすような優しい目で見られ、私は余計に反論したくなったけど、止めた。
私には分からない。分かりたくもない。
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