夏だ。…毎日毎日こうもウザイくらい暑いと実感せざる終えない。
夏は、海やプールといった季節限定の楽しい遊びはあるけど、大体そういった限定の楽しい場所には蚊と同じくらいウザイのも出現する。
ナンパだ。
別にナンパ自体は否定しないし、そっから恋に発展する場合もあるだろうし、しなくても刺激的な甘い夜が待ってたりもするだろうし、高々と「ナンパ撲滅!」を叫びたい訳じゃない。
しかし、彼氏がいたり、まったくタイプじゃない男からのナンパなんて、こっちからしたらウザイだけ。
完全シカトしてると、「じゃぁこんなとこ来んなよ!」と捨て台詞を吐かれたりする。
はぁ?ただ純粋に友達と海を楽しみにきてんだよ!女がみんなナンパ待ちだと思うお前こそ勘違いすんな!しょぼ男が!と喧嘩ふっかけたくなること間違いない。
幸い、(なのか微妙だけど)私の今年の夏はナンパ0。
年のせいか、左手薬指の指輪のお陰か…
お陰で平和に夏を楽しめてるけど、友人Mは違ったみたい。
M「私に声かけるとか、マヂどんだけだよ!」
…その発言がどんだけだよ!って返ってきそうだけど、私は深く同意した。
Mは女から見ても、ハイレベルのいい女。
モデル級のstyleで、美人だし、服も髪型もネイルもセンスがよくてスタイリッシュ。
そんなMに声をかける男は普段ならハイレベル。(仕事が出来て、お金も持ってて、遊び慣れしてる…のでおじさんが多いけど)
なのに、夏は違うらしい。
M「クラスで嫌いな男子No.3に入っちゃうレベルが気軽に声かけてくるんだよ!もうウザイとかじゃなくて、声かけられてる自分が恥ずかしくて…自信喪失。」
barで白ワインのglassを持つMのネイルは真っ赤で、綺麗に塗られていた。
夏は人を開放的な気分にさせる。
服を一枚脱ぐたびに、心も大胆になっていく。
でも、あの気高く、気が強いMを自信喪失に追い込むなんて…「夏のナンパ」恐るべし。
ちなみに、Mが体験した衝撃のナンパは、大型レジャープールでチェアに寝そべってたら
「あれ?プールにも人魚っているんですね!お姉さん誰と来てるんですか?人魚の友達?それとも王子さま?」と声をかけられたらしい。
M「…は?」
話を聞いただけで、その時のMの目がどれだけ冷めてたかは想像がつく。
それが、キムタクレベルだったら
「えーなにそれ、うけるー」とかなるんだろうけど
M「南海キャンディーズの山里そのまんまなのに、ギャル男目指してます。って感じのとにかくキモ男だった。」
Mは、はぁとため息をつきながら、ばつが悪そうに髪をかきあげた。
…私は、そのキモナンパ師とMの温度差を想像して、腹を抱えて爆笑した。
M「いや、ホントに超暑かったのに風邪引くわ!ってくらい寒気がしたよ」
最近、ナンパがエンターテイメント化しつつあるらしく、面白おかしく声かけて女の子が笑ったら勝ち!(誰と戦ってるんだよ)みたいな現象が起こりつつあるらしい。
それは、まぁいいよ。そんなに笑わせたいならお笑い芸人目指してよ、って感じだけど、それで楽しくなる子もいるわけだしね☆
でも、自信喪失するわ風邪引くわで災難な子もいる(笑)事を忘れないでほしい。
M「てか、私に何を期待してるの?まさか連絡先教えたりすると思う?付き合えたりすると思ってるわけ?それともただ話したかっただけ?教えてよ」
純粋に気になってそう聞いたらしい。(この時点でナンパした事後悔したよね、きっと)
キモナンパ師は「あっ、いや、別に…すみません!」と逃げたらしいけど(正解だね)
「夏のナンパ」する側もされる側もお気をつけください。
暑い夏にさむーい事になる危険があります。
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