こんばんは。

 

前に【妻が亡くなってからの体調の変化・不眠。】を書いて、

心療内科で薬を貰いに行こうと気持ちの変化があったことに触れました。

 

その後に【花は生きることを迷わない。】を書いて

うちのベランダにはハイビスカス・プチトマト・そしてバラが生きていると報告いたしました。

 

私は、昨年の5月~6月頃、ほんとに限界かと思って過ごしていました。

今日は駄目だ...休もうと思いながらも

無理やり朝起き上がるり仕事には行く。

無理に普通に振る舞って(だけどほぼ誰とも話さず)

外出先の店舗では頑張って話をし、

店舗から出ると急に身体が岩を背負っているように重たくて動かなくなり、

喫煙室に1時間籠る。

 

移動中の電車の中では涙がこぼれて止まらず、

公園で1時間ぼーっと休憩することもしばしばありました。

 

家まで歩く道のりが辛くて怖くて、泣きながら帰る。

帰ってからは少量の飯を食べ(食べるようにはしていたが、あんまり食べれない)

ひたすら耐える。

何に耐えているのか?

自分だけ生きている事実に耐えているのか?

平常通りの日常を送ろうとしている自分がおかしくて耐えているのか?

なんで普通の生活を送ろうとしているの?と自分に疑問があったのでしょうか?

 

 

圧倒的な寝不足な状態の中、

布団に入れば妻が亡くなった際の行動を繰り返し繰り返し想像し、

頭の中でイメージし、自分を責めて寝れない。

次から次へと想像する。

そして涙が出る。

 

これ、どんな状態だったのでしょうか?

かなり危なかったのでしょうか?

 

 

 

そんな時に、妻が育てていたバラの花が咲きました

今まで一回も咲いた事はなく、ほとんど枯れたようになっていて

もう花が咲くことはないと思っていました。

 

「咲かへんなあ?枯れてるんかなあ?」

 

と言いながら、妻は水をやって花が咲くのを楽しみに待っていたのです。

 

急に葉っぱが付いてきたなあ?

と、毎日ぼーっと眺めていたら蕾が付き、

ある日急に咲きました。

 

このバラの花を見て、本当に思ったのです。

これは、妻からのメッセージなんだと。

 

【ごめんね。あたし間違ってん。だけどずっと見てるよ。

 バラも枯れんと咲いたんやから、どうか負けないでね。】

 

本当にそういう風に言ってくれているんだな。

言葉の代わりにバラの花で伝えてくれたんだな。

 

そんな風に思うと、また涙が止まらなくなりました。

花を見て、涙を流すなんてことは初めてでした。

 

そんなメッセージをいただいたので、

このままでは、妻は私が心配で休めないんだなと思い、

心療内科で薬を処方してもらう為に動きました。

 

臨床心理士とカウンセリングもしました。

 

カウンセリングは、必要ないと判断した方はお断りしている

とのことで、電話での事情説明を1回、

(あなたにはカウンセリングが必要ですと言われる)

診察後に顔合わせで少し。

(診察とカウンセリングは同じ日に出来ないらしいです)

 

カウンセリング日に会った時は、

ほんの少し顔合わせした時より、だいぶ顔色が良くなっていると言われました。

(相当な顔色だったんだと思います)

 

カウンセリング自体は、まあ行って良かったなとは思いましたが

劇的にどうこう変わるわけでは無かったと思います。

2回行きましたが、その後は行っておりません。

 

とにかく、バラの花がキッカケとなり

自分の為に動けるようになりました。

 

その時の写真です。

 

 

 
 
 

バラを通してメッセージくれたこと

ありがとう。

助かりました。

 

 

 

 

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