大学入試用英語長文問題/英検準1級長文問題の参考書を使って、
「英語長文問題をほぼ毎日解くと英語力は1年でどれくらい上がるのか?」
という疑問を、英検2級合格レベルの中3で検証していきたいと思います。
(定期考査前1週間、定期考査中1週間は読みません)
2冊目がこちら↓
今回は、3冊目の英検準1級 最短合格!英検リーディング問題完全制覇をご紹介したいと思います!
今回使用した教材
英検準1級に出題されるリーディングの傾向に合わせた長文問題が掲載されています。
英検のリーディングに特化した問題集は、この「最短合格!リーディング問題完全制覇」の他には、旺文社の「英検分野別ターゲット リーディング問題」のみです。
(私の知る限りでは)
英検分野別ターゲット 英検準1級リーディング問題 改訂版 (旺文社英検書)
この教材には、長文の語句空所補充問題が15題、長文の内容一致選択問題が15題、それぞれ1題ずつの例題、そして模擬テスト(語句空所補充問題2題と内容一致選択問題3題)が3回分収録されています。
例題も含めると計47題となる、とても解きごたえのある一冊になっています。
文章中の語彙が、過去問の文章よりも易しめなので、解きやすく感じるようです。
長文のジャンルは「自然・環境」、「医療・健康」、「教育・心理」、「歴史・文化」、「社会・政治・ビジネス」の5種類に分類されていて、息子も知らない内容が多くて読んでいて楽しかったようです。
音声もついているので、何度も聞いて読むことで、リスニングと語彙力を高めるのにも役立つ参考書です。
この参考書での勉強方法
「長文中での語彙の使われかたの確認」と「準1級の長文読解形式に慣れる」ことを目標に、この参考書を使用しました。
基本的に、語句空所補充問題1題、内容一致選択問題1題の毎日2題ずつ解いていきました。
今回は「解く」だけに集中しましたが、現在使用中の「文で覚える単熟語 英検準1級」を2巡くらいしたら、この参考書の音声を毎日1題ずつ聞かせて、リスニング力を上げていこうと思います。
【音声アプリ対応】英検準1級 文で覚える単熟語 4訂版 (旺文社英検書)
息子の感想
過去問の長文よりは語彙表現が易しく感じたが、それでも自分にとっては難しく、そのせいで正答率が下がった。
一方で、解いていると、何度も出てくる表現も多く、覚えることが出来たと思う。
解説はそれほど細かくないが、理解するのに十分だった。
毎日2題解くと、復習なども含めて30分くらいかかり、学校の宿題と並行して取り組むのには、とても大変だった。
英文のトピックは、知らない知識もあり勉強になった。
例えば、外国語様アクセント症候群のトピックでは、「脳の損傷で、それまで使用していなかった言語のアクセントになる」など興味深い内容もあって、読んでいて楽しかった。
次回使用する参考書
英検準1級の勉強は少しお休みして、次の参考書は大学受験用の長文教材に戻して
関正生の英語長文 ポラリス0(基礎レベル)にしました。
息子チョイスで、またもや関先生の参考書です。
前回と同様、
1日目に長文問題を解き、解説を読み
2日目に音声を聞いて音読をする
という1題に2日程度かけるサイクルで取り組みます。
(定期考査前、考査中はストップします。)
英検準1級を受ける時期について
志望校をぼんやりと話し合ったところ、大学受験で使用する可能性が高いため、高1で受験することにしました。
中3でもギリギリ受かりそう?な気はしますが、準1級は大学受験でも必要な英語力でもあるので、丁寧に取り組み、出来れば余裕を持って合格させたいと思います。