息子が通う最難関中学では、標準的な中高一貫校と比べ
勉強の進度がものすごく速いです。
標準的な中高一貫校の進度は、中学2年生までに中学範囲をほとんど終え、中学3年生で高校の授業に入る、くらいの進度です。
それに比べて、最難関中学の進度はもっと早く、
中1で高1範囲を学習する
と入学前に聞いて、慌てたものです。
(入学前についての記事はこちら↓)
中1の3学期までを終えた今、
本当に中1で高1範囲を学習したのか?
について、母(現在、テスト作成も終わり小休止中)が息子(現在、テスト勉強で忙しい)に聞いていきたいと思います。
英語
文法・単語は中学2年生レベルくらい(局所的に中学3年生レベルの表現も学習)。
ほぼ全員英検3級に受かる程度。
数学
高校範囲に入っています。
青チャート↓が宿題で出ています。
国語
古文は高校範囲に入っています。
現代文は、よくわからない。
理科
化学は初めから高校範囲。
物理は高校範囲に入りました。
生物は、おそらく高校範囲じゃない。
社会
よくわからない。
ということだそうです。
私立中学あるあるですが、無料でもらえる中学生用の検定教科書は配布されますが、一切使いませんでした。
(難易度の高い副教材を購入し、それを「教科書」と呼んで、実際の授業で使用します)
算数が得意だった元最難関中学受験生は、割と数学の範囲まで入ってしまっているため、スピード感のあるカリキュラムでも、予習なしについていけると思います。
理科に関しても同様で、理科が得意だった元最難関中学受験生は、中学範囲の理科の知識が大体ついているようです。
問題は息子のように、算数が少し苦手で理科がとても苦手だった元中学受験生です。
算数が苦手であれば、出来れば
春休み中に数学の予習をした方がいいです。
(理科はなんとかなります)
少しでも授業が分からなくなると、やる気や自信が失くなり、授業時間がほとんどを占める学校が楽しくなくなり、不登校になってしまう原因にもなります。
楽しく学校に通うためにも、春休み中に予習をした方がいいと思います。
中学入学前の勉強に関しては、こちらの記事↓をどうぞ。
息子が中学1年生になる前の春休みに頑張って解いていた「体系数学」シリーズです。
体系数学2代数編[中学2,3年生用]数と式の世界をひろげる (中高一貫教育をサポートする)
体系数学2幾何編[中学2,3年生用]図形のいろいろな性質をさぐる (中高一貫教育をサポートする)
パーフェクトガイドもあるので、さらに解説が必要な場合は購入した方がいいと思います。
実力をつける,実力をのばす体系数学1 代数編 パーフェクトガイド
実力をつける,実力をのばす体系数学1 幾何編 パーフェクトガイド
実力をつける、実力をのばす体系数学2 代数編 パーフェクトガイド
実力をつける、実力をのばす体系数学2 幾何編 パーフェクトガイド
体系数学1も2も、学校の数学について行く(大量に出される宿題を解く)のに役立ったそうです。
「解法を知っているのと、知らないのとでは、全然解くスピードが変わってくる」
とのことです。(息子談)
春〜夏休みまでで大体一巡しました。
上でご紹介した参考書では問題数が少ないので、余力があれば問題集を解くと、知識が定着して解くのが速くなっていきます。
最難関中学校では、あっという間に中学範囲を終えて、高校範囲に入ってしまいました。
夏休みには「白チャート」で高校数学の基礎力をつけておきたいところです。
チャートは分厚いので、息子はまだ一巡終了できていません。
しかし、最初から青チャートだと難しすぎて解法がよく分からない場合も多い思うので、白チャートを全て解けなかったとしても、参考程度に手元に置いておくのもいいと思います。
息子には、これから迎える春休み中に一巡を完了して、二巡目はせずに青チャートを解くことを目標に勉強したほうがいいとアドバイスしようと思います。
(白チャートを二巡させたかったのですが、学校が青チャートに入ってしまっているので、青チャートで復習させていきます)
それ以降は、予習のため数学II +Bの白チャートを少しずつ解かせる予定です。
次の春から、また新たなスタートですね!
頑張りましょう!!