LEDサインメーカーの域を超えろ!快適創造プロデューサー高倉博のブログ -235ページ目

生かされたレガーロのすべき事

震災後、経営者として何をしたらいいのか、倒産してしまうのではないか、迷いや恐
怖が襲ってきました。


最初の一週間は節電に努め、ご発注を頂いている商品の現状把握と納期遅れのご連絡
で過ぎました。


彼岸を迎え、墓参りをし深く長く考える時間がありました。
心の整理ができ、はっきりとやるべき事が見えてきました。


復興には経済の復活が不可欠である!!
東北の中心である仙台が大きな被害を受け、東北経済は大動脈を失った状態です。
このままでは体に血が巡らず、大変な事態に陥ってしまいます。


弊社の商品は省エネ・長寿命で、メイドイン東北。
僕たちがやるべき事は多くのお客様にお仕事を頂き、山形や茨城に仕事を出す事!!


しかもボランティア精神でお仕事を頂くのではなく、正等な競争で受注する事!
長く険しい復興の道のりで、ボランティア精神だけでは永続出来ません。


2006年の苦しい時に大きな心でご協力頂いた工場の方々へ、今度は僕らがお返しする
番です。


もっともっと営業に専念し、ガンガン仕事を取らなければ!!

2011年東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に

2011年東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。



レガーロでは、幸い社員はみな無事、揃って元気に、気をひきしめて仕事に向かっております。


山形工場、茨城工場も同様に、人的被害はなく、ほっとしました。
社員一同力を合わせて、安全第一に務め、復旧も日ごとに進んでいます。


レガーロは、これまで以上に、お客様に喜んでいただける製品をつくり出すことに全力を傾けていく所存です。


どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。


読者のみなさんも、それぞれに大変なときを過ごされていることと思いますが、お体をまず大切に、休養も十分取りながらお仕事されてください。



生かされた僕たち一人一人が自分の持ち場で精一杯努力することが、被災地、そして日本の復興につながっていくことを信じて…

商売の三要素「人・モノ・金」について 人(下)

先週末誕生日を迎えて、41歳になりました。
社会人になって20年。
60歳までを考えると、ちょうど半分を折り返したところです。


社会人生活後半に入って、前半の自分とは別人になったといえるようになりましたが、若い奴には、いまからこういう生き方をしていたほうが得だよ、と示してやりたいんです。


新卒にこだわって採用していますが、昔の自分を見るような奴が入ってきますよね。


世間や人の目に対して斜めに構えたり、なめられたくないとつっぱったり、がんばっているところを見られたくないとかっこつけたり。


愛想良くしろよと説教すると、面白くもないのになんで笑わなくちゃいけないんですか、といい、電話の声が暗いよと注意すると、電話でなんで声張らなくちゃいけないんですか、といい返すんです。


内心、俺そっくりだな、と思いながらも、根気よく教えていると、そのうち、お客様からの電話に立ち上がってお辞儀をしているんです。


また、年収は1000万、2000万欲しいといってたのが、なにより仲間、協力工場、お客様に喜んで欲しい、というようになる。


若いですからね、あっという間に育ちます。


「うちの子」の成長はじつにうれしいもの。
年は一回り違いでも、気持ちは男親と違いありませんね。