LEDサインメーカーの域を超えろ!快適創造プロデューサー高倉博のブログ -232ページ目

協力会社へのプロポーズの言葉とは

協力会社を選ぶ基準は、まず、儲かる相手であることです。
儲かる相手と組む。
これが会社と会社の関係におけるシンプルな掟。


でも、組んだ後は、僕はウエットにいきたい方です。
べちゃべちゃな関係でいこうよ、とよくいっています。
会社と会社が兄弟になり、社員同士が親戚であるような関係が理想です。


相手がついてこられなかったら、ついてこられるまで待つ。
足りない部分があったら、こちらが用意する。
それを持ち出しとは思いません。


生き馬の目を抜くビジネスの世界だとか、
なにごともスピード最優先なんだとか、
僕もそんな言葉を無視するつもりはありませんが、
ただ、好きな奴と組みたいし、ずっと組んでいたいのです。


なぜならこれから訪れるであろう多くの苦難や試練は、
大好きな奴(家族)とでないと乗り越えられないからです。


そしてゴールや目標を分かち合って、ともに目指していくことが、
僕にとっての「協力」の意味。


いやがって逃げていく奴は追いませんけどね。


協力関係がうまくいっているときって、
お互い顔を合わせなくなるんですよ。


問題がないんですからね、やっといてね、了解、で事が足りてしまう。


ところが、それが続くとじつは危ない。
何かしらまずいことが起こったりする。


それでまた顔を合わせて、収拾に向けて話し合います。
ここで、夢や目標まで語り合うことができたら、
次のステップへと進めるんです。


雨降って地固まる、ですね。


とはいえ、雨は降らないに越したことはない。
うまくいっているときにも、強いてお互い顔を合わせることを
心がけています。


今後協力会社を増やすことも視野に入れていますが、
そのときには僕はまた、こういうでしょう。


「一生付き合うことを前提に、お付き合いさせてください」

東北復興へのグランドデザインを

今週、三陸の漁師さんたちが、船をシェアして漁を再開したというニュースを、我が事のようにうれしく聞きました。


漁業組合の代表が、ワイドショーのインタビューに応えていわく、

「漁師だもの、船に乗って、海へ出て、初めて人になる」

しびれる台詞ですね。


僕たちも、LED作って売って人となって、東北と日本の復興に力を注いでいきたいものです。


とはいえ、被災地の状況はいまだ見る者の胸を締めつけてやみません。

津波によって、失われた町の姿。
家のあったあたり一面が海になっている地区もあるそうです。


しかし、いまだからこそ、できることがあります。
街まるごとの、グランドデザインです。


太陽光発電や、資源の再利用を前提とし、震災対策に万全を期した、
エコで強くて、安心して暮らせる街。


それができるのは、政治家であり国家です。
ぜひとも、しっかりとしたビジョンの元、街ごと、地域ごと、広く東北ごとの復興に着手して欲しいと思います。


それを成し遂げた暁には、あの大惨事からこの大復活、と世界の賞賛を浴びることでしょう。


「黄金の国ジパングふたたび」


僕の日本復興予想図にはそんなタイトルがついています。

LED業界に追い風ですが

東日本大震災を受けて、節電が国家的急務となりました。
LED業界には思いがけない追い風が吹いてきています。



同じ風は、太陽光パネルや自家発電システムにも強く当たり、
瞬間風速は相当のものとなっています。



かつて僕たちが、エコに節電にとLEDの長所を説いていたとき、
軽く聞き流していたような人が、大震災を境に人が変わり、
「俺も前からそう思っていたんだよ」なんていっています。



正直、なんだよ、といいたい気分ですが、それよりも、
この追い風にレガーロとしてどのように対処するか、
ここは気持ちの落ち着けどころです。



政府はこの夏の節電目標を、例によって、25%だ15%だと朝令暮改していますが、
日本人の特徴として、数字が出たらとにかくそれをクリアしようと先を焦るんですよね。


LEDで節電ができる?よし、どんどん持ってこい、全部つけかえよう、
多少高くても構わないから数を揃えろ、足りなければ外国に発注しよう…


いわゆる「震災特需」。
これでは復興には役立ちません。


たとえば、これから3年かけて国内すべての照明をLED化する、
それもすべて国産品で、というやり方だったらどうでしょう。


それも、東北の復旧を待って、東北の工場に発注して、
東北から全国に発送してもらうのです。


Made in Tohoku がすなわち Made in Japan となって、
いずれ海外にも進出していく。



その頃には、日本の復興すなわち新しい日本の創造となっているはずです。



考えていることはとことん大きいレガーロ。
追い風のなかで足をしっかり踏ん張っています。